民主党web-site 2009/02/13 簗瀬参院国対委員長
>麻生首相の公式ウェブサイトで3分の2条項について、「予算関連法案などについては与野党で徹底的に議論をしていくべきで、3分の2条項を使うにはなじまない」と記載されている内容を取り上げ、「言っていることとやっていることが支離滅裂であることを自らが証明した」と語り
それでは当該記事をみてみましょう。
麻生太郎オフィシャルサイトより 2007年12月14日
http://www.aso-taro.jp/lecture/talk/071219.html
>私は外交や防衛など対外的な公約、もしくは国としてきちんと対応すべき案件、さらに、迅速性を要求される案件など、いろいろ条件はあると思いますが、こういったものについては3分の2条項を使ってでも、きちんと対応するのが政治の役割だと思っております。
一方で国民生活に直結するような法律、例えば予算関連法案などについては与野党で徹底的に議論をしていくべきで、3分の2条項を使うにはなじまないものなのではないでしょうか。
このような自主ルールをきちんと決めたうえで、必要なものについては政治決断を行っていくことは政治家の責任であり、国民の皆さんの理解も得られるんじゃないかと思います。
麻生首相は迅速性を理由に3分の2を使うので矛盾はないとインタビューに答えていましたね。「経済政策、景気対策等々はスピード感をもってやらなければいけない」これは幹事長時代(8月5日)の発言。今度の世界的危機を受けて3段ロケットとして予算も景気対策の一環として入っていることも指摘しておきます。
私としては、暫定税率問題・問責決議案などの騒動で関係が(本格的に)壊れたのは、この連載コラムの後の話で、そういった事情も考慮すべきではないかと思います。