観測にまつわる問題

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暗いニュース

2011-01-10 11:51:42 | 政局・政治情勢
自民党の今後の方針。

>「自分たちの考え方をある程度示しながら徹底的に問題点を追及する」

>予算関連法案について「いろんな対応があり得る」と述べ、一部法案の参院での否決に含みを残した。予算関連法案は予算案と違って衆院の優越規定がないため、参院で否決されれば成立は難しい。

本当に一部で止まるならいいが、最後に言う事を聞かなかったとか言って、全部否決してしまったりしないかが心配。一番最悪の結末は野党(参院)が予算を殺して日本を終わらせることなのだから。野党(参院)が相当危ない橋を渡っているのは間違いない。国民を人質にして危ない橋を渡ることは出来れば止めてほしい。自民と公明が組めば、みんなかその他の政党をいくつか巻き込めば、政府を機能不全に陥らせることは何時でも可能だ。憲法に欠陥があるからそうなるのである。戦力不保持を謳う憲法を国民に都合よく解釈して、自衛隊を整備するぐらいのウルトラCが無ければならないのだが・・・。

公明党の今後の方針

>公明党の山口那津男代表は9日のNHK番組で、平成23年度予算関連法案への賛否について「補正予算と違い、歳入にかかわる税制改正関連法案や特例公債法案と大きな法案がある。課題を議論した上で対応を決めたい」と述べ、反対する可能性を示唆した。

上に同じ。自民党と組んで(他党を巻きこみ)、日本にとって致命的に危ない橋を渡るつもりのようだ。やはり危ない橋は架け替えておく(憲法改正)しかないのだが。法的拘束力のない問責決議案と違い、参院を制した野党は(選挙に拠らず)合法的に政府転覆が可能だということが問題なのだ。

>民主党との連携について「これだけ支持率が下がり、政権担当能力にも疑いを持たれている。こういう政権と連携することは考えられない」と明確に否定した。

支持率が上がれば何時でも組む可能性があるということ。元々山口氏は民主党に秋波を送っていた。「反公明」の菅政権はこの手の政治的戦略が欠如していたのではとも指摘しておきたい。更に言えば、民主党は参院選に負けてピンチの時に代表戦の内ゲバで勝手に自滅するのだからどうしようもない。

少し明るいニュースがたちあがれ日本

>たちあがれ日本の平沼赳夫代表は9日午前のNHK番組で、28日に召集予定の通常国会について「われわれは国会議員だから審議拒否はしたくない」と述べ、冒頭から審議に応じる考えを明らかにした。

参院に3議席しかないので、力が無いのが残念だが、これは見識があると思う。審議拒否そのものはアピールの手段として必ずしも否定する必要はないと思うが、本当に(日本が)危ない時はやってはいけない。