観測にまつわる問題

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陛下自ら手をかけたパンドラの箱

2016-09-01 21:56:16 | 政局・政治情勢
象徴天皇制下であまり議論されることはなかったが、今上陛下(ウィキペディア)は、アメリカのヴァイニング夫人の薫陶を受けている。皇室の意見を聞くとなれば、その影響を目の当たりにすることになり、伝統を体現した陛下の姿を見ることができないかもしれないと思う。だが、それは確かな事実なのであって、隠しておけば良いというものでもあるまい。

陛下自らパンドラの箱に手をかけた(ビデオメッセージが異例であることに異論を唱える人はいまい)ことで、共産主義国たる中国新華網が「憲法改正を遅らせる」だの、環球時報が「陛下が護憲を表明」だの書いたり、世界や田原総一郎も同様のことを言ったりしているようだ(月刊Hanada10月号111p~112p参照)。天皇制廃止論の日本共産党が生前退位賛成だの言ったりして、政治利用しようとしたりもしている(どうせ世論に迎合したに違いない)。

これまで我々が何も出来なかったことに残念な思いはあるが、陛下が自ら「責任」をとれば良いと思う。その覚悟はお有りなのではないか。

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