観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

能天気にも程がある

2011-01-11 23:52:43 | 日記
パクリ新幹線のニュース

>日本は交流事業で毎年、中国から官僚を数人ずつ受け入れて鉄道研修を実施してきたが、税金を使ったこうした事業にも批判が出ている状況だ。

せっせと税金を投入して泥棒兼ライバルを育てているのだから、日本という国は侮られても仕方が無い。こんなことをやっても中国共産党の党是の反日は些かも変らないというのに。

そもそも中国新幹線の車両販売に際して、全ての技術を供与してしまったらしい。何という能天気さ。幾らなんでも愚か過ぎる。その上、中国は「自国の技術」で夜郎自大になり、日本は感謝されるどころか、影で馬鹿にされているに違いない。

暗いニュース

2011-01-10 11:51:42 | 政局・政治情勢
自民党の今後の方針。

>「自分たちの考え方をある程度示しながら徹底的に問題点を追及する」

>予算関連法案について「いろんな対応があり得る」と述べ、一部法案の参院での否決に含みを残した。予算関連法案は予算案と違って衆院の優越規定がないため、参院で否決されれば成立は難しい。

本当に一部で止まるならいいが、最後に言う事を聞かなかったとか言って、全部否決してしまったりしないかが心配。一番最悪の結末は野党(参院)が予算を殺して日本を終わらせることなのだから。野党(参院)が相当危ない橋を渡っているのは間違いない。国民を人質にして危ない橋を渡ることは出来れば止めてほしい。自民と公明が組めば、みんなかその他の政党をいくつか巻き込めば、政府を機能不全に陥らせることは何時でも可能だ。憲法に欠陥があるからそうなるのである。戦力不保持を謳う憲法を国民に都合よく解釈して、自衛隊を整備するぐらいのウルトラCが無ければならないのだが・・・。

公明党の今後の方針

>公明党の山口那津男代表は9日のNHK番組で、平成23年度予算関連法案への賛否について「補正予算と違い、歳入にかかわる税制改正関連法案や特例公債法案と大きな法案がある。課題を議論した上で対応を決めたい」と述べ、反対する可能性を示唆した。

上に同じ。自民党と組んで(他党を巻きこみ)、日本にとって致命的に危ない橋を渡るつもりのようだ。やはり危ない橋は架け替えておく(憲法改正)しかないのだが。法的拘束力のない問責決議案と違い、参院を制した野党は(選挙に拠らず)合法的に政府転覆が可能だということが問題なのだ。

>民主党との連携について「これだけ支持率が下がり、政権担当能力にも疑いを持たれている。こういう政権と連携することは考えられない」と明確に否定した。

支持率が上がれば何時でも組む可能性があるということ。元々山口氏は民主党に秋波を送っていた。「反公明」の菅政権はこの手の政治的戦略が欠如していたのではとも指摘しておきたい。更に言えば、民主党は参院選に負けてピンチの時に代表戦の内ゲバで勝手に自滅するのだからどうしようもない。

少し明るいニュースがたちあがれ日本

>たちあがれ日本の平沼赳夫代表は9日午前のNHK番組で、28日に召集予定の通常国会について「われわれは国会議員だから審議拒否はしたくない」と述べ、冒頭から審議に応じる考えを明らかにした。

参院に3議席しかないので、力が無いのが残念だが、これは見識があると思う。審議拒否そのものはアピールの手段として必ずしも否定する必要はないと思うが、本当に(日本が)危ない時はやってはいけない。

醜い参議院と不確かな日本

2011-01-09 11:36:02 | 政治システム・理論
参議院選前に野党が言った言葉を覚えているだろうか?

自分としては自民党議員の「ブレーキをかけさせてください」が印象に残っている。

いずれにせよ、今の野党がやろうとしている審議拒否だとか予算否決を直接聞いた人は多分少ないのではないか。野党が勝った後も、喜ぶ自民党執行部が自民党若手に「民主党が自滅しただけで、我々が勝ったわけではない」などと批判される報道があったりしたぐらいで、日本人は基本的に謙虚な態度を好んでいるからだ。

しかし今、参院は見紛う事なき政局の府と化している。尖閣での失態が大きいが、現行憲法を参院(ねじれた時は野党が多数を占めている)に最大限都合よく解釈すると、事実上の参議院の優越状態を創り出すことが出来るのだ。政府与党に何かさせておいて、後出しで世論に極力訴える因縁をつけ、問責決議案を可決して、予算や法案を人質にとって、大臣の辞任を迫り、大臣が辞任をしたら(複数が望ましい)、首相の任命責任に持っていき、解散を迫る。総辞職したら、次ぎの政権も同じ目にあわせる。解散するまで延々とそれをやり続けるのだ。要するに合法的な悪党の追い込み以外の何ものでもない。

その追い込みが結果的に国民の利益になるならまだいい(例えば企業の利益を追求する経済活動は基本的には経済を良くして国民の利益となる)。要はねじれが解消すれば、その場しのぎ以外の何ものでもないが、とりあえずは落ち着く。しかし解散に繋がらなければ、野党が国を引っ掻き回して足を引っ張り国益を損ねたという事実しか残らない。実際に民主党はそうやって足を引っ張っておきながら失敗をあげつらうというマッチポンプな邪まそのものの手法で政権を獲ったのだ。そして今、同じ事を野党にやられている。

これは結局、欠陥憲法を改正しない限り、安定的な解決には繋がらない。自民と民主が合意すれば(その他の政党も巻き込んだ方が望ましい)、この部分だけでも改正は可能であり、民主党の過去を考え解散を条件にすれば、合意は不可能ではないと考える。そうやって基本的に衆院選だけで、政権運営を決めるように変更するのだ。とりあえずそういう話し合いもないようだから、これ以上詳しくは論じないが、自分はこの策がベストだと確信している。

では、現状で憲法改正がないとすると、どうなるだろうか。これは何通りもパターンがあって、先行き不透明であり、一度落ち着いても、また問題が再発しかねない下策に過ぎないが、言ってもしょうがないので、検討する。

民主党政権がギリギリまで引っ張ることは、とりあえず今必要ないので、ここでは想定しない。突発的な政界再編に期待することもしない。何度も浮かんでは消えてきた話であり、当事者でもない国民が論じてもほとんど意味がないテーマであり、問題がそれで解決するかも怪しい不確かな話でもあるからだ。以下、仮に民主党が解散に追い込まれたと仮定して論じる。

その場合、ねじれ問題を考えれば、有利なのは民主党だ。参院で106議席抑えているからだ。自民党は大連立以外で安定的に政権を獲る術は事実上ないし、他の政党はみんなの党も含め論外だ。菅政権が解散するのではないかという観測も、菅政権が本気で小沢氏を切らないのも、小沢氏が出て行かないのも、これに起因する。民主党は仮に衆院でそれなりの議席をとれれば、公明党と連携できたら、あるいは大連立・その他小党の寄せ集めができれば、安定的に政権を運営できる。たらればで安定するというのも大いなる矛盾なのだが。

しかし今、政党支持率で上回っているのは自民党だ。民主党が衆院選で順当に敗北すれば、大連立ぐらいしか手はないだろう。机上の計算ではそれで憲法改正もできるのだが、大連立が浮上しては消えている話であることを考えると、ひと波乱あってもおかしくはない。

鍵を握っているのは公明党で、大連立になったら埋もれかねないので、口では何と言っても民主党にどこかの時点でくっついてしまうという選択肢を捨てることはないだろう。民主党も今の支持率なら解散よりその方がいい。

かように不確かで政治家次第で日本の運命が決まるのが日本の現状だ。日本国民が自分が選んだ政府との認識が薄いのも致し方ないとは言える(そうして借金は山ほど積みあがった)。それもこれも欠陥憲法による一般国民には分りづらい参議院にまつわる政治の裏事情が大きな原因となっていることは否めない。

憲法改正を期待(2011年)

2011-01-02 00:12:21 | 政治システム・理論
憲法改正のみが政治の安定をもたらすだろう。他に解は恐らくない。

どんな政権が出来ても、日本の取り組むべき課題とその困難さは変らない。政争でフラフラしている余裕は日本にはないはずだ。今のシステムのままでは何処をどうやっても、政争が続くことになる。実際に日本政治において短命政権が非常に多いという結果が出ている。このままであれば、これからもそうなるだろう。気付くのは早い方がいい。

自民と民主で合意すれば、憲法の改正は可能だ。勿論、その憲法改正には政治の安定=参議院問題(ねじれ問題)の解決が含まれなければならない。ただ、参議院議員が造反する可能性があることも考えれば、公明でもみんなでもその他協力できる政党が多いに越したことは無いとは言える。

ともあれ、今年は日本政治が日本を明るくすることを期待したい。

勝ったぞ~(SS)

2011-01-01 00:29:30 | 日記
SSのニュース

>公式HPで、「日本側が捕鯨を始める前に船団を発見することができた。これまでの活動で初めてのことであり、われわれの大きな勝利だ」と声明を出した。

何時から「かくれんぼ」にルールが変更されたのか。負けでいいから帰ってほしい。どうせ超超大きな勝利(捕鯨潰し)を勝ち取るまで頑張るつもりなのだろうが。

それにしても、クビをとってもいないのに、勝ち名乗りを挙げる意味は何だろう。成果を強調して寄付金を集めるつもりなのか、日本を舐めて挑発しているのか(「キレ易い」日本が怒って戦いになった方がドラマとして受けるとでも思っているのだろう。SSの行動は米有料チャンネルアニマルプラネットで放映されている。)。