三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

デジタル簡易無線

2009-11-17 15:05:33 | Weblog
久々に無線の話題が新聞に載ってました。
総務省は、放送や通信向けに既に割り振られている周波数の電波を、別の地域や時間帯で使えるようにするルール作りに乗り出します。
ある地域のテレビ放送で特定の周波数が使われていても視聴地域から離れた場所ではその周波数が使われていない状況になっている点に着目し、こうした空電波を地域の情報配信など新しいサービスに活用できるように近く検討会を設けて技術基準などをまつめて2012年の導入を目指すとのことです。
これにより、新しい情報発信ができるのですが、既にテレビやラジオ、インターネットなど様々な情報原がありますのでどのようなことに利用できるのか興味があります。
また、テレビのアナログ放送が2011年7月に終了しますが、これも空周波数となります。
総務省はこの空周波数を携帯電話向け新放送や高度交通システムなどに活用することを検討しています。

しかしながら、長年自営通信の販売から施工保守まで行っている当社としては、是非新しい自営通信手段を創造していただいてこの空電波を利用することができれば、携帯電話の台等で大きく落ち込んだ自営通信市場の活性化にもつながり、面白い仕組みができれば、中国やインドなどに輸出でき国益に繋がると思います。
総務省の皆様方、ここ10年ほどブロードバンドや僻地対策の携帯電話中継局ばかりの施策を行ってきましたが、新たな新市場を創造し、そのシステムを活用して地域が盛り上がりそれをそのまま輸出して儲けることをご是非検討願います。

ところで、簡易無線という工事現場などで活用する無線がデジタル化され登録局という新しい制度がスタートしています。
今までの簡易無線は、購入時に申請し5年に一度の再免許申請を無線機1台づつ印紙を貼って申請していたため、再免許申請の料金が結構高くついていました。
今回の登録局制度では、無線機の台数に関係なく包括免許といいまして、1枚の再免許申請で終わりますので印紙代もかなり安あがりとなりました。
ご興味のある方は是非ご検討下さい。

お問い合わせは当社ホームページから
http://www.sandenkeiso.co.jp
コメント
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