三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

全量買取

2009-11-02 13:34:03 | Weblog
経営の神様である松下幸之助さんの「リーダーになる人に知ってほしいこと」を読みました。
成功するリーダーとは、「知識ではなく知恵」、と書いてあります。
知識は詰め込めば覚えられるのですが、知恵は何かを経験しないと身につきません。昔から「苦労は買ってでもしなさい」と言われるように何かを経験しそれを生かす知恵が大事であり、心でわかる、つまり悟るということだそうです。
悟りの域まで行ったら訳がわからないと思いますが、様々な事を積極的に経験しそれを生かすことは誰でも出来ますので何事も積極性が大事ですね。
また、「民主党政権で中小企業はこう変わる!」という本も読みました。
本には、これを知らないと経営者は損をするとも書いてあります。
今までの自民党政権で不況となれば、大企業を通して中小企業が潤ういわば大企業優先の施策を実行していました。
民主党政権では、中小企業を通して大企業が潤う中小企業優先の施策を行うマニフェストになっているとのことで、中小企業の法人税率を18%から11%だとか、中小企業の本当の実態を通した金融改革も考えているようです。
まだ、政権を取ったばかりで、民主党の実行力がどうなのかわかりませんが、欧州の特にイタリアが既に中小企業底力UPの政策を取って、ファッションブランドや家具などの中小企業が多いに伸びているとのことで、企業の9割で雇用の7割を占めている中小企業対策を是非とも実行してもらいたいと思います。

さて、菅副総裁が太陽光発電などの自然エネルギーの電力会社への買取制度について、現状は余剰分だけの買取を全量買取で来年度実施できるよう前向きに進めているそうです。
これが実行されれば、私の家が4.5Kwの太陽光発電時に余剰電力の電力会社への買取が年間10万円あって、11月1日からの新制度で買取価格が2倍となったことにより今後年間20万円の買取による利益(儲け)が期待できます。
これがさらに、全量買取になるともっと儲かることになりますので、国としては導入補助金(現在1Kwあたり7万円)の必要がなくなりますので、その分の財源が必要なくなります。
財源に苦しい事情もありかなり期待できるような気がしてきました。
ただし、買取の財源はすべての電灯契約者が対象となることから最初の負担は小さく問題ないと思うのですが急激に普及しだしたらどうなるのかと言うことがありますが、ドイツのように急激に伸びて太陽光などの環境産業が大きくなる可能性があります。

先ほどから来客があり、日記を書いたり来客対応したりで話の前後がおかしくなってきてるかもしれませんので今日はこのあたりで。
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