先週、「個の能力・可能性ののばし方」~イチローの原点を知る男、田中将大を育てた男~という講演会に参加してきました。
講演者は、オリックスブルーウェーブに打撃投手として入団し、その翌年にイチローが入団し宿舎の部屋も隣同士で交流があったそうです。
田中のマー君は、少年野球で講演者が監督をしたとのことでした。
話の殆どはイチローが中心だったため、寝る人や寝そうになる人もいなく、ここでも「世界のイチロー」効果は絶大でした。
皆さん食い入る目で講演者を見てましたので、これほど参加者全員が注目する後援も珍しいと思いました。
そういえば、最近お亡くなりになられた流通ジャーナリストの金子哲雄氏も人を引きつけるポイントを知っているのか上手いし面白い講演会でした。
とにかくイチローは、当時19歳の頃から発言が引退前の大スターが発するような内容で、今で言う石川遼的なタイプです。
イチローが言うには、大きい目標は途中で挫折したりなげやりな気持ちになるのだが、小さい目標であれば達成しやすいのでそれの積み重ねが大事だとのこと。
2軍時代は、深夜の1時から3時間程度打撃マシンを使って打撃練習していたそうで、何で3時間も集中できるのか聞いてみると、さきほどの小さい目標を設定し達成したらその次という具合にやっていったら結局3時間練習したことになったそうです。
数え切れないエピソードを話していただきましたが、今のイチローが自信をつけた原点が、高校時代に3年間365日、寝る前に10分間の素振りを行ったそうです。
人間、簡単な事を続ける事って難しいですね。
学んだ事は継続は力なりです!
ちなみに講演していただいた方は、奥村幸治氏です。
本も出版していますので、名前から検索して読まれてみてはいかがでしょうか?