NTTドコモは、人工知能(AI)を使ってタクシーの需要を予測するシステムを公開したそうです。
これは、携帯電話の位置情報を利用して集めた人の動きやタクシー約4000台の乗車実績、施設情報、気象情報をAIで分析し、500㎡四方のエリアごとに30分後までの乗車需要を予測できるようにしたとのこと。
この実証実験でドライバーは、1日当たりの売り上げが2割ほど増えたそうです。
タクシーは、昭和30年代に民間の他業種に先駆けて無線機を導入し、技術の高度化でAVMという配車システムが登場しさらにGPSを利用し配車システムが向上していきました。
NTTドコモの実験は、それからさらに「どこで待機していればお客様が待っている」という双方に便利なシステムです。
将来は、自動車の自動運転が主流となりタクシーにもその流れで認可され無人タクシーが営業開始すれば、いつでもどこでも乗りたいときになぜかタクシーが近くに居る事になります。
全てが自動運転となると、信号のパターンも学習して朝夕の通勤ラッシュも混雑せず良いように思えます。
しかしながら、手を挙げて止まってもらおうと思っても、「ここは道交法で停止禁止場所です」と言われながらスドウリされたりするかもしれませんね!