三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

小田原の燃える男

2018-06-14 16:23:49 | Weblog
大学の講義の一貫で小田原を視察しました。
小田原で当方より1000倍熱い燃える男の小山田さんが様々な環境の取組をしている場所を案内いただきました。
最初に農業シュアリングです。
根ぐされするくらい水分が多く耕作放棄していた場所を借りて近隣住民の理解も得て畑の2m頭上に太陽光発電を設置して下でサツマイモを栽培しています。
苗を植える時には近所の親子が集まり収穫もみんなで行いつつ、太陽の光りでした発電する太陽光発電の仕組なども学ぶ有意義な事業です。
もう1つの農業シュアリングは耕作放棄地だった田んぼを借りて稲を育てています。
300坪で稲作の収穫は10万円程度しかありませんが売電単価21円の太陽光発電は年間180万円の収入となります。
農家の経営が安定しますね。
最後に小田原蒲鉾で有名な鈴廣です。
国道1号線両サイドに店舗や事務所があり大型の道の駅みたいです。
ここの新本社ビルは、屋内に太陽光を直接取り入れたり太陽光発電、高気密、高断熱、調湿機、地下水利用などで電気代を63%も削減しています。
レストランでは屋根に地下水を流したり地下熱利用で建物内が暑くならなくなったそうです。
お土産店兼レストランでは太陽熱を利用した結果、ガス代を2割削減できたとのこと。
このような本当の意味での自然エネルギーを四国でも導入出来ればと思った次第です。
小山田さんは他にもミカン栽培を放棄していた場所を復活させドリンクとして付加価値を高めたりと地方創生を一民間人として頑張ってます。
大いに刺激を受けました!








コメント
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