ラヴリーを探して・・・

ラヴリー:美しい、素晴らしい などの意

いかに楽(ラク)して楽しく遊ぶか。それが私のテーマ。

秋キャンプ・温泉満喫(2)

2005-09-22 | トレッキング&温泉

キャンプの夜と言えば、焚き火。
平湯キャンプ場は、焚き火OKなのだ。


翌朝4:00に起きた。
まだ暗い。

山のテント場なら、すでに起きている人が何人もいるだろうが、ここは普通の下界のキャンプ場。
そんな気配は全くない。
いたとしても、トイレに起きただけの人だろう。

ヒソヒソ声で話をしながら、身支度と荷物の準備をする。
5:30のバスに乗るつもりだったのだが、支度が間に合わず、6:00のバスに変更することにした。

5:00を少し過ぎた頃から、だんだんと明るくなり始めた。
山の近くのキャンプ場と言えども、暗いうちから車を移動させるのは、少し気が引けるが、明るくなれば、それほど問題はないだろう。

5:30過ぎ、キャンプ場のゲートをくぐり、車で平湯の駐車場へと移動した。

車を駐車場に置き、バスに乗り換えて上高地方面へ。
バスはほぼ満員だった。みんな、どの山に登るのかなぁ・・・。

私達は、上高地まで行かずに、途中の中の湯で下車した。

今日はまず、中の湯下の「中の湯ルート」から登り、焼岳・北峰を目指す。
中の湯からは、もうひとつ「新中の湯ルート」があり、そこから登ると、もう少し時間が短縮される。

この登山口が少し分りづらく、危うく見逃すところだった。





1時間ほど、ブナなどの林の中を歩くと、第2ベンチ(りんどう平)に出る。



時折、硫化ガス臭が漂ってくる。
そのたびに、焼岳に登っていることを実感する。

そこからしばらく進むと、新中の湯ルートと合流する。

だんだんと木が減り始め、直射日光が当たる比率が多くなってきた。


        それにしても、良い天気だ。


      硫化ガスの噴出が間近に見え始める。


ここまで来ると、少し身の危険を感じてしまう。
だが、臭っているうちは、まだ大丈夫らしい。
風が無く、臭わないようだと、いつの間にやら中毒に・・・となるそうだ。


        なんという毒々しい色なのだろう。

最後に、少しだけ岩をよじ登り、北峰山頂到着。
ガスで景色が何も見えない。山頂が一番見えないとは・・・。

山頂は大勢の人で賑わっていた。
しばらく休憩して、下山することにした。



今回は日帰り登山のため、いつもの大荷物と違って、テントやシュラフ等がない分、荷物はかなりの軽量。
おかげで足どりも軽く、いつもよりペースが速い。
日帰り登山は、こんなに楽だったんだなぁ・・・と実感する。

だが、夕日や朝日に染まる美しい景色が見られないのが、寂しいところでもある。
それを楽しみに登るわけだからなぁ・・・。

焼岳小屋まで行く途中で、上高地、大正池、穂高の山々、笠ヶ岳などを見ることができた。



焼岳小屋の前で、ランチタイム。
1時間近く休憩した。

だんだんと青空が見えなくなってきた。雨の中を歩くのは嫌だ。
さ、そろそろ下山しよう。

(つづく)
コメント
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