ラヴリーを探して・・・

ラヴリー:美しい、素晴らしい などの意

いかに楽(ラク)して楽しく遊ぶか。それが私のテーマ。

白馬大池 (その3)

2006-09-08 | トレッキング&温泉


白馬大池のまわりはあまり眺望が良くなかったので、もう少し高いところまで行ってみようと、小蓮華山方面に1時間だけ登ってみることにした。



少し登ると、柔らかな感じの山々が見えてきた。
父の言っていた“のびのび”とした感じというのは、多分この辺のことを言っていたのだろう。
栂池~白馬大池までの往復だけでは全く見ることができない風景だ。

地図を見るとこのコースは「雷鳥坂」と書かれてあり、ライチョウ多いとまで書いてある。
ということは!?
まだ7:00前だし、会える確立も高いんじゃない?なんて淡い期待を抱いていた。

歩くほどに、景色がどんどん良くなっていく。

そして、船越ノ頭に到着。
ここからは白馬岳は見えなかったが、杓子岳~鹿島槍まで見ることができた。





ここで持ってきたパンなどをかじりつつ、しばらく素晴らしい景色を楽しむ。
小蓮華山までは、ここからまだ登る。
とても気持ちの良い稜線歩きになるだろう。



しかし、今日はここまで。
悔しいところだが、時間もないので白馬大池まで来た道を戻る。



あまりにも良い景色が見ることができたので、すっかり忘れていたのだが、そういえば、ライチョウは???
結局、テント場に戻るまで1羽も見ることができなかった。残念・・・。

テントに戻り、帰り支度。
あまりにも暑かったので、テントのグランドシートにストックをさした簡易タープで日よけを作り、遅~い朝食タイム。
なかなかのんびりすることができた。満足。

そして、日焼け止めをしっかりと塗り、下山開始。
白馬大池を後にする。

池周辺の岩ゴロ地帯は、照り返しが強く、歩き始めたばかりなのに早くもバテバテ。



そして、ずっと不安だった雪田、残雪地帯を半泣きで下り、雪渓は歩かない!と密かに心に誓う。
板さえあれば・・・。はぁ怖かった。

やっぱり軽アイゼンいったかなぁ・・・なんて思っていたのだが、トレイルランシューズで、ダダダーっとものすごいスピードで走って下っている人も数名いた。
なぜ???慣れればそんなもん?

とにかく暑くてバテバテヘトヘト。
必死の思いで下山したのだった。

栂池自然園の前の日陰でしばらくへたりこむ。
しばらく涼んでからロープウェイ乗り場に着くと、ものすごい人が目に飛び込んできた。
ロープウェイ乗り場は長蛇の列。
3回ほど待ち、ようやく乗り込むことができた。

今回は好天に恵まれ、遅立ちでも雨に降られることはなかった。
白馬大池~小蓮華山方面(船越ノ頭)までのコースはとても楽しかったのだが、もう一度行くことはないだろう。
もし再び行くことがあるならば、蓮華温泉からにしたいと思う。

そして今回の温泉は、とても面倒くさかったので、近くの栂池温泉・元湯栂の森にて。
(700円。ゴンドラ・ロープウェイの半券提示で600円に)

これがなかなか良いお湯だった。空いていたので、のんびりすることができた。
が、日焼けで腕がヒリヒリしていたので、腕をお湯に長時間つけることができなかったので腰湯でのんびり。

そして、今シーズン初のテント泊山行は、無事に終了した。
さぁ、次回はどこに。
コメント
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