ラヴリーを探して・・・

ラヴリー:美しい、素晴らしい などの意

いかに楽(ラク)して楽しく遊ぶか。それが私のテーマ。

涸沢 (その3)

2006-09-13 | トレッキング&温泉


出発した時にはまだ晴れていた。
しかし、奥穂は雲の中・・・。


              ただただ登る。

そしてとうとうザイテングラードと呼ばれるところに来た。
こんなとこ登るの???
やっぱり涸沢でダラダラしてれば良かった・・・と少し後悔。

しかし、みんなに励まされ、知らないおじさん、おばさんに励まされ、そしてパピヨン(犬)にも励まされ(登ってたんです)、なんとか穂高岳山荘まで登ることができた。





ここから見える奥穂までの道は、切り立った崖のようだ。
私には、こんなとこ絶対に無理。
ということで、私は一人で山荘でお留守番することにした。

外が寒かったので、山荘の食堂であたたかいうどんを食べ、みんなの帰りを待つ。

1時間すると、彼らは帰ってきた。
山頂はとても混雑していたらしい。







みんながうどんを食べている間、私はホットレモンで体を温める。

そして涸沢まで来た道を戻る。
あんなに怖かったザイテングラードも、下りはそんなに恐怖を感じることはなかった。
そこを無事に通過した後、ポツリポツリと雨が降ってきた。
だんだんと本降りになり、岩の上は非常に滑りやすくなった。
何回もツルッと滑り、またもや半泣きで下山。



テント場に戻っても、雨はずっと降っていた。
ずぶ濡れだったので、涸沢ヒュッテの売店の屋根の下で雨やどり兼宴会。
この日もおでんをつまみます。

そして、そのままそこで夕食も済ます。(この日はショートパスタ)
結局、3時間ぐらいいただろうか・・・。

テントに戻り、あっという間に眠ってしまった。

夜中、トイレに行って帰ってきた主人に起こされ、テントから半分体を出し、空を見ると、空には満天の星が。
天の川も綺麗に見ることができた。
これだけでも来てよかったーと思えるくらいだった。

翌朝、雨音で目を覚ました。

(つづく)
コメント
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