久しぶりの読書「赤毛のアン」L・M・モンゴメリ。
きっかけは「アンという名の少女」(NHK日曜23時)が始まったこと。
アンの育ったプリンス・エドワード島、グリーン・ゲイブルズ、
アンの愛した森や湖、花の咲く草原の光景を映像で見る前に
モンゴメリの文章表現から想像で思い描いてみたいと思ったのです。
「赤毛のアン」を初めて読んだのは小学生の頃だったか、
アンのように想像力のある子供じゃなったけれど趣味は読書と言ってた頃。
私が今読んでいるのは、文春文庫の松本侑子訳「赤毛のアン」、
アンの物語には、
聖書やシェイクスピアなどの書物からの引用がたくさんありますが、
それらを解説する訳註がついているのです。
そこには、アンの周りに咲く花々の解説も記されているのが嬉しいです。
子供の頃の「世界名作童話」とは違い、大人の読みものですね。
TVの「アンという名の少女」は痩せっぽちでそばかすに赤い髪、
物語のアンそのものが本から抜け出してきたみたいなのです。
マシューやマリラもイメージ通りですね。
何より、プリンス・エドワード島の素晴らしい光景に魅了されています。
内容は原作とは少し変えられているところもありますが、
セリフの言い回しなどはそのままの部分も多くこれからの放映が楽しみです。
「赤毛のアン」を懐かしく思うのにはもう一つ理由があります。
作年あたりから、孫のMちゃんが「赤毛のアン」の大ファンなのです。
何度も本を読み返し、
「おばあちゃんプリンス・エドワード島に行こうよ」と憧れているのです。
Mちゃんはアンに似ているなと思うことがよくあります。
小さい頃から髪にお花を飾って、プリンセスの世界に行っちゃいます。
最近はおままごとの空想のお話しは少なくなったけれど、
瞳を輝かせて楽しいおしゃべりをしてくれるところはアンそっくり。
カナダはみどりの森と湖の美しい国、
いつか一緒に行けたらいいね。
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