寒に入ってから少しづつ作ってきた田舎あられやかき餅。
ほぼ乾燥を終え出来上がってきました。
シンプルな塩味、あおさ海苔のかき餅です。
あられとかき餅を同じ厚みの餅から切り分けたため、
かき餅が小さめになってしまいました。
梅干しに使った紫蘇、きれいな紫になりました。
カレー味、少し濃い目かな、ココア味、バレンタインに良いですね。
このカレーとココアのかき餅、失敗しちゃいました。
きれいに干しあがったと思ったのに、たくさん割れちゃいました。
他の味は割れずに干しあがったのに、何が原因なんでしょうか?
水分が多いと割れやすいと言いますが、どちらも粉末しか入れてない。
風や陽には当てていないから、思い当たるのは乾燥のタイミング。
搗きあがった餅はポリ袋で2~3日置いて切ります。
切ったものはすぐに広げて干さないで、
重ねた状態で3日ほど紙をかけて置いておくのです。
この種類は水分が入っていないからと、切ってすぐに広げてしまいました。
干していると反り返ってしまうので毎日のように裏返し作業。
急激な乾燥、これが割れの原因かもしれません。
「少し柔らかいから小切りは明日にしよう、重ねてしばらく置いて・・・」
母が新聞紙をかけたり、裏返し作業をしたりと、
手をかけ時間をかけて作っていた全てに意味があるのです。
原点に返って、手抜きをしないで、
反省を生かして初めての味「紫蘇の実」「桜葉の塩漬け」で作り直しです。
あれこれ手をかけ失敗もしちゃいます。
蒸しすぎもいけないみたいだし、
乾燥は場所や気温に関係するから難しいですね。
失敗しながら学んでいきます。
奥が深い
たかがかき餅 されどかき餅
いやその範囲とは
足元にも及ばない奥の深いものが有りますね。
先人の知恵は無駄が有りませんね。