山菜の女王といわれる「コシアブラ」をいただきました。
香りの薄れないうちにてんぷらに。
薄く衣をつけて、高温でカラッと揚げます。
ほんのり苦みのある味、山の春が香ります。
コシアブラを初めて知ったのは、大台ケ原登山を楽しんだ頃。
春と秋、粟谷小屋を拠点にいろんなコースを散策したものです。
山小屋での夕食でいただいたのが「コシアブラの天ぷら」でした。
大台ケ原、西の谷登山口付近に背の高いコシアブラの木がありました。
淡い緑の葉が輝くように美しい背の高い木でした。
もう20年近く会っていないけど、大きな木になっているだろうか?
緑を映した澄んだ谷にゆったり泳ぐアマゴが見えていた。
渓流釣りのKさんのアマゴを焼いて、熱い日本酒にドボン!「骨酒」です。
みんなでドンブリを回し飲み、美味しいお酒でした。
西の谷近くのブナの森の湧き水で入れたコーヒー。
おにぎりは山小屋のおばさんが漬けた梅干し入り。
山遊びは自然を食する贅沢な時間でした。
あの小屋を訪れることはもう無いと思うけれど、
コシアブラがあの日の山に連れて行ってくれました。
野に芽吹いた山菜
天婦羅でさっと揚げて頂く
自然の恵みをそのままいただける喜び
最高の贅沢ですね
季節を、思い出を、
いろんなスパイスが入って。
次はきゃらぶきかな?
ミッキーでした (-"-;A ...アセアセ
少し畑で蕗を収穫してきています
ほうば寿司用にキャラブキ炊いて