元気な雄花をちぎって人工授粉、
日付も覚えておきましょう。
スイカの空中栽培、6株の小玉スイカを植えています。
青空に向かってツルが伸び上がっていきます。
今日の雌花は3個、虫も授粉のお手伝いに来てくれました。
実の周りはビッシリ毛に包まれています。
どうか受粉が成功してくれますように。
「民話の駅 蘇民」(伊勢市二見町松下)「大賀ハス」の花が見事。
ピンクの花が広い敷地に咲き誇っています。
こんなにたくさんの蓮の花を目にしたのは初めてです。
「大賀ハス」まだ蕾が多く、蓮の季節は始まったばかり、
透けるような花びら、素敵ですね。
「大賀ハス」は1951年に縄文遺跡から発見された約二千年前のハスの種子を発芽させたもの、
今では全国にこの花の子孫が拡がっています。
睡蓮もきれいに咲いています。
ここは「二見しょうぶロマンの森」の入り口。
「花菖蒲はまだ咲いているかな?」と車を停めてみたのですが、
おもわぬ光景に感激です。
花菖蒲は終盤ですが、紫陽花を辿りながら散策。
雨上がりの菖蒲園をひとり占め・・・
タイミングを外した花巡りもいいですね。
梅雨時のアジサイもとってもきれい。
隣接する蘇民の森・松下社は蘇民将来をお祀りしています。
樹齢2000年の大楠は胴体部分の外側だけが残っていて、
中は空洞、根元部分から新しい木が生まれ大きく育っています。
三重県の天然記念物にも指定されている大楠です。
この地方では、お正月の注連縄を一年中飾っておきます。
「蘇民将来子孫家門」 の札が付いています。
ここに伝わる民話は、
貧しいけれど心優しい蘇民将来が神様(スサノオノミコト)に、
一晩の宿を貸し手厚くもてなしました。
スサノオノミコトは大変感激し、
「後の世に疫病あらば、 汝、蘇民将来の子孫と云いて、
茅の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ。」 と言い残し去っていきました。
以来、蘇民家は災いから免れ代々栄えました。
いつの頃からか伊勢地方では注連縄に
「蘇民将来子孫家門」の魔除け札を下げるようになったと言われています。
退職者の会幹事が集まって鳥羽で宿泊幹事会、
少し早めに出かけてこの道の駅でひと休み、
素敵な時間でした。