ワニなつノート

10月のメモ(その2)

10月のメモ(その2)


A《差別とは、相互行為が起こらないこと。》


「相互行為」が起こらないのはなぜか、「分けられた世界」で暮らすから。
「お互いに見える姿で、成長することがないから」
だから、「成長」していないように見える。
だから、同じ人間ではないように間違えてしまう。

言葉がない子どもには、心もないように間違えてしまうのは、
その人が、「分けられた世界」で大人になったから。

言葉がない子どもには、言葉がないだけであって、他に無限の豊かなコミュニケーションと心を表す手段があることを、見たことがないからわからない。



B《差別とは、相互行為が起こらないこと。》


「コミュニケーション障害」とは、「相互行為」が起こらない状態を指します。
「コミュニケーション障害」とは、「個人」を指す言葉ではありません。

なぜなら「コミュニケーション」とは「お互い」だからです。
コミュニケーションの前にコミュニオンがあるのだとすれば、コミュニケーション障害はその「相互行為を育むコミュニオン」がないことが、障害の原因です。

障害を取り除くには、一方の子どもを分けて訓練するのではなく、同じ場所で、相互行為が起こるような地域、学校の在り方を考えることです。
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