ワニなつノート

《要望書のためのメモ 2023》 ①

 

この34年間、千葉で155人の子の受検をみてきた。

379回の不合格をみてきた。

そして、107回の定員内不合格と子どもの表情をみてきた。

          □

「障害が理由でない」と言いながら、「障害児だけ」が「定員内不合格」を繰り返される現実。

公然と示される校長の偏見(憎悪)がなぜ咎められることなく、守られているのか。

「公教育」の場で、「定員分の教育を行なう施設・教職員・加配職員等の予算を確保」されているにも関わらず、県民への公約である「定員」を守らない校長。

          □

障害児だけ「定員内不合格」。

障害児だけ「定員内入学拒否」。

なぜそんなことをするのか?

 

何を怖れているのか?

何を遠ざけたいのか?

何を守ろうとしているのか?

 

目の前の子どもを拒否することに人として、大人として、教師として、痛みは感じないのか?

子どものアイデンティティを標的にした排除は、すべての生徒に何をもたらすか?

どうすれば憎悪は止められるか?

 

           □

今年の3度の「定員内不合格」。

息が止まるほどの「憎悪」を感じながら日々を過ごした。

だけど憎悪でなく、子どもたちからもらった「つながりへの信頼」を頼りに、要望書を書きたいと思っている。

そのためのメモを。

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