この34年間、千葉で155人の子の受検をみてきた。
379回の不合格をみてきた。
そして、107回の定員内不合格と子どもの表情をみてきた。
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「障害が理由でない」と言いながら、「障害児だけ」が「定員内不合格」を繰り返される現実。
公然と示される校長の偏見(憎悪)がなぜ咎められることなく、守られているのか。
「公教育」の場で、「定員分の教育を行なう施設・教職員・加配職員等の予算を確保」されているにも関わらず、県民への公約である「定員」を守らない校長。
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障害児だけ「定員内不合格」。
障害児だけ「定員内入学拒否」。
なぜそんなことをするのか?
何を怖れているのか?
何を遠ざけたいのか?
何を守ろうとしているのか?
目の前の子どもを拒否することに人として、大人として、教師として、痛みは感じないのか?
子どものアイデンティティを標的にした排除は、すべての生徒に何をもたらすか?
どうすれば憎悪は止められるか?
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今年の3度の「定員内不合格」。
息が止まるほどの「憎悪」を感じながら日々を過ごした。
だけど憎悪でなく、子どもたちからもらった「つながりへの信頼」を頼りに、要望書を書きたいと思っている。
そのためのメモを。