「なぜ助けてと言えないのか?」という「問い」が増えている。
その「問い」には、「援助希求能力」が足りないとか「援助希求スキル」を教えてあげるという言葉がついてくる。
それじゃぁ、「余計なお世話」「ほっといてくれ」と言いたくなる子には届かないよね。
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「なぜ助けてと言わないのか?」という非言語の「問い」に変えてみれば、「危険察知能力」が高いから、という答えも聞こえてくる。
そうすれば、「援助希求能力をつけてあげる」じゃなく、この子は「何を危険と感じているのか」「どうすれば安全を感じてくれるのか」という「聴き方」から始められるのにね。