ワニなつノート

はるこいから転載(^_-)-☆ (その2)

はるこいから転載(^_-)-☆ (その2)


《4月19日》
yoさん、いつもありがとうございます。
今回のコメントに対して、私は自分の気持ちを
うまく文にすることができずにいました。

だって、yoさんのおっしゃることは納得できるし、
あーさんも幸せそうだと感じる…けど、
私が先生に話し合いで伝えたかったことは、
Hにも宿題を出したり、50メートル走に参加したり、
「ふつうに接してください」ということだったんです。

この2週間、Hだけ宿題を提出しなくても何も言われない。
音読カードは白紙のまま。50メートル走は見ているだけ。

Hにも参加させてほしい。
ふつうに接してほしい。
そのことを伝えたかったのです。

私が勝手に考えて、宿題をやっていくのは違うと思ったから、
私は手を出しませんでした。
その先は、先生が考えることだと思うし、
Hは私の生徒ではないし…。

だけど、「ふつうに接してください」って、
それも言わずに、先生に全てを託せばいいのか…。

yoさんのコメントを読んで悩みました。
めちゃ悩みました。
悩んで、やっぱりこれはちゃんと伝えようと思いました。
今言わなければ、いつふつうになるか分からないと思ったからです。

それは、先生にそのつもりがなかったとしても、
Hの差別や人権にかかわることなんじゃないかと思ったからです。

Hの先生は、ちゃんとHに向き合おうと
腹をくくっている人だと思います。
この先生ならきっと大丈夫と思えます。
2週間のうちにそれはよく分かりました。

だから、明日から安心して付き添いはしません。
けど、「ふつうの子として、宿題や50メートル走をやらせてください」
とは伝えておきたかったのです。

それが良かったのか悪かったのかは分かりません。
私も困りながら自分の行動を模索する一人です。



□     □     □


(^。^)yo○

Nさんへ
返信、ありがとうございます。
ずいぶんと悩ませ困らせてしまったようで、すみません。

「すみません」と言いながら、
困らせることになるのは分かっていて…書いているのですが(>_<)

どうも保育園のころから、私はこういう性分だったようです。
高校卒業の18の時、「世界一可愛い」とあこがれていた女の子から、
衝撃的な告白をされたことがあります。

「今だから言えるけど、
わたし、yoちゃんのせいで登園拒否だったんだよ」
「え? うそ! 保育園? うそ! 同じクラスだった? え?」

私は、動揺しまくりの記憶喪失少年でした。

同窓会35歳の時、その話を初恋の人に話したことがあります。
小学校1年生の初恋の彼女の一言。

「わたしもだよ」
「え? 何が?」
「わたしも、yoちゃんがいたから、保育園行きたくなかったんだ」
「え? うそ! 保育園? うそ! 同じクラスだった? え?」

記憶喪失少年2。


コミュニケーションというものは、つくづく難しく深いです(-。-)y-゜゜゜
5歳のときの教訓!
記憶にはありませんが…。

          

あのコメントを書く前も書いた後も、ずっと考えていました。
そう、「ここは言うべきか、見守るべきか」悩みました。
そして、返信を読んだあともずーっと考えています。
森田健作知事への要望書や文科省への要望書も後回しにして、
ずーと考えています(>_<)

お陰さまで、悩める私の前に、
子どもたちがいっぱい話しにきてくれました。
忘れていた会話や出来事をいっぱい思い出しました。
しあわせな時間でした。
ありがとうございます。
これから書くことは、長くなりそうなので、
最初にお礼を言っておかなくちゃと思いました。

Nさんに伝えたいことは、康司や知ちゃんやたっくんをはじめ、
出会ってきた子どもたちみんなから私への贈り物でもあるようです。

たぶん、最初に話してしまえば30分か1時間ですむことを、
こうしてまわりくどく「言葉」でつづっているのは、
大事なことを言葉にするチャンスだと思っているからのようです。

Nさんには一度も会ったことも、電話で話したことさえありません。
でも、この3カ月余り、ダースベーダーの帝国軍に対し、
kawaさんやNさんとほんの数人で立ち向かった
仲間だという感覚が強くあります。
だから、子どものことについてなら、
何も遠慮せず伝えて大丈夫という信頼感があります。

(あ、これ市教委や県教委の人も読んでるんでしたっけ? 
帝国軍じゃまずいかな。教育長がダースベーダーになっちゃうか。
あ、でも最後、死ぬ前に正気を取り戻すんだっけ? 
あ、よけいにだめか。
やっぱりコミュニケーションは難しいなぁ(o|o))


そんなこんなで、時間を引き延ばしてきました。
今日、授業参観の報告を読んで、
そろそろ昔の話とかしてもいいのかな~と思いました。

(コメントだと長くなるので、
「ワニなつ」と「はるこい」にW連載?かな~(・_・;)


先日、石川先生とたっくんのことを、「ワニなつ」に載せたのは、
最初に思い出したのが、たっくんのことだったからでした。

《2年生ぐらいになって、授業中先生が、
やっぱり勉強は関係ないって感じでしてると、
こどもらが文句言うわけ、
「いつも先生さあ、算数の時間はこの子、無視してる」とか。

だけど先生が、「イヤ、ちょっと算数は無理だ」って言うと、
「絶対、算数はできる」とかクラス中のこどもがまた言い張るわけ。
「じゃ先生問題出してみな」って。
「 問題出すまえにドッヂボールもってきな」って、
ドッヂボールを網に入れたまま持ってこさせて、横へこう置くんですね。
で、「先生問題出して」って言うから、
じゃ先生が「3+4は」とか言うと、「じゃあねー」とか言って、
こどもたちが「トーン」て言って、彼がボールを叩く。
「トーン」って言って7つまで「ポーン」と叩くわけです。

7つ以後、こどもたちが「トーン」と言わないから出来たのか、
彼が出来たのかは誰にもわからないんですが、
何故かちゃんと7つになる、というようなことが起こってきます。》

(つづく)
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