ワニなつノート

りんごと、Halと、『なにもしなくていいのか』(1)



わたしたちの持つもっとも根深い恐れとは、
自分が不出来な人間だと思っていることではない。

わたしたちの持つ最も根深い恐れとは、
自分が自分でも予想もできないほど
パワフルな存在であることを認めることだ。

わたしたちが最も恐れるのは、わたしたちの中の闇ではなく、
わたしたちの中の光である。


自分が才能に溢れた、すごい人間だって?と
あなたは自問するかもしれない。

しかし、そうでないとしたら、
あなたはいったい何者なんだ。

あなたは、神の子である。
あなたのやっていることは小さなことかもしれない。
世界を変えるには何の価値もないことと思うかもしれない。

しかし、周りの人のことを気にして、
自分を小さく縮こませてしまうことに、何の良さもありはしない。
わたしたちは、皆自分の内なる神の栄光を体現するために
生まれてきたのだ。

繰り返すが、それは何人かの選ばれた人の内にあるものではなく、
すべての人々、ここにいる全員、一人ひとりの内にあるのだ。

あなたの光を外に向けて輝かせることは、
他の人にもまた、同じようにすることを勧めることになる。

わたしたちのこの根深い恐れから自分を解き放つことで、
わたしたちは、ただいるだけで、
他の人々をも解放することになるのである。


ネルソン・マンデラ
1994年南アフリカ共和国大統領就任演説より。


(『癒しのエンパワメント』森田ゆり 築地書館)


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