ワニなつノート

子どもに必要なものは、遠慮気兼ねなく(^_^)v

子どもに必要なものは、遠慮気兼ねなく(^_^)v


今年3月に、【共働き夫妻が障害児の入学断念 常時付き添い求められ】という新聞記事を紹介しました。
http://sun.ap.teacup.com/waninatu/1070.html#comment14225

経管栄養のケアが必要な脳性まひの6歳の子どもが、特別支援学校に入学できない、という記事でした。本当に「あり得ない」ニュースでした。


その記事に昨日、「コメント」が届きました。
「特別支援学校」や「医療的ケア」についての、私たちの立場・考え方を書いてみたので、本文でも紹介します。

昨日は、千葉市で就学相談会がありました。23人の方が参加してくれました。
来年就学の、骨形成不全症のお子さん二人に出会いました。千葉市にはエレベーターを付けることができるし、他市ではエレベーターは無理だけれど、トイレやスロープ等の改善はできること、必要な配慮を要望していきましょうと話しました。
松戸市では、今年に続いて、来年も「気管切開」の子どもが入学するので、去年に続いて「看護師配置の要望書」を出す予定です。(yo)
  
          
              penguin

ぺんぎん

うちの子は来年、特別支援学校へ入学予定です。
身体のほうは遅いながらも、走ったりできるので、知的障害の特別支援学校に行かせたいのですが、経管栄養を使っています。(日中は、通園施設で摂食のみです。)この間、学校見学があり、校長先生に相談したところ、広田さんのお子さんが就学猶予した肢体不自由の特別支援学校を勧められてしまいました。
今回、このブログを読ませていただき、看護師が管の挿入をしてはいけないのだったら、うちの子が肢体不自由の特別支援学校に行かなければならない理由が分からなくなりました。
日中は、摂食のみで経管は使ってないのに…


              penguin

(yo)ぺんぎんさんへ

コメントありがとうございます。
私が主に活動しているのは、千葉県内で、主に「障害児の普通学級」に関することです。

「養護学校入学断念、就学猶予」の一連の記事を掲載したのは、「在り得ない」と感じたからでした。

当の支援学校も、県教委も、こんな理由で「就学猶予」が認められるのも、どれもこれも理不尽だと思います。

もし、私たちが相談を受けた場合、次のように答えます。

① 普通学級で、必要なら看護師をつけて入学しましょう。
千葉県では、「看護師&介助員」がついて普通学級に通っている子が、柏市と成田市に二人います。

また、「看護師」がついて小学校に通っている子が、我孫子市、船橋市、流山市、松戸市、に4人います。

千葉市には、二分脊椎の障害のある子どもが普通学級に通っていますが、介助員はついておらず、担任の先生たちが必要な介助を行なっています。

 また、流山市では、学童保育にも看護師がついています。

② でも、特別支援学校では、同じような障害のある子どもは、ほとんど親の付き添いが条件にされています。


私たちは、普通学級での配慮を求める要望や、交渉の経験がありますが、特別支援学校(養護学校)への交渉の仕方を、よく知りません。
とことん「交渉」する人が、今まではいませんでしたので。

もし、ぺんぎんさんが、「普通学級での看護師配置」を希望するなら、私(たち)は、隣の県なら、すぐにでも応援に行きます。
ただし、「特別支援学校」ですと、残念ながら「応援の方法」をよく知らないのが現状です。

ただ、私たちが持っている情報や資料は、すべて提供できます。
よろしければ、コメントに連絡先を書いてもらえれば、お送りします。(そのコメントは非公開のままにしますので、画面には表示されません。)

コメントを読んだ限りでは、他の特別支援学校を「お勧め」しているのは、「校長」ということなので、ご両親がその学校を希望しているのであれば、教育委員会に要望書を出して、きちんと話し合いをすることをお勧めします。「就学先の学校」を決定するのは、校長ではなく、保護者であり、保護者の意思を尊重する「教育長」なので。
 

コメント一覧

yo
2月14日・コメントを下さったYさんへ

「年中の娘さんのことで情報を…」、
「メールで返事を」と書いていただいたのですが、
メールアドレスが分かりません…。

コメントを書き込むときにアドレスを書き込むようになっていますが、こちらには表示がでないようです。

お手数ですが、以下の私のアドレスに連絡をお願いします。

@の前が、  waninonatuyasumi
@の後ろは、 aol.com
です。

なお、《娘では、看護師や介助員はむずかしいのでしょうが、なにか娘に役に立つ情報がないかと思い…》とのことですが、
介助員が難しいかどうか、ではなく、
学校生活を送る上で娘さんにどのような「配慮」が必要か、が大事なことと思います。

いま「年中」さんということなら、
園で「配慮」されていることは、
同じように学校に要望することはできますし、
この市ではちゃんと要望すれば、ちゃんと応えてくれると思います。

「ご近所」のようなので、具体的な話は、これからできると思います。
また、「市の就学相談にいく予定です」とありますが、あまりお勧めはしません。
「役に立つ情報」を探している途中であるなら、なおのこと行政がいい情報を提供してくれることは少ない…というのが、私の個人的な実感です。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ようこそ就園・就学相談会へ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事