ようこそ就学相談会へ2016 (その1)
来年度の、就学相談会の予定が2コ決まりました。
6月26日(日)松戸市
7月10日(日)千葉市
の予定です(^^)v
日程も決まったことだし、しばらく離れていた「就学相談会」のテーマを考えたいと思います。
《今年のテーマ》
テーマⅠ
「普通学級に入るために知っておきたい大切なこと」
テーマⅡ
「普通学級に当たり前にいつづけるために知っておきたい大切なこと」
(あるいは普通学級を手放さないために知っておきたい大切なこと)
テーマⅢ
「普通学級にいると、どうして《本当の自信》が育つのか」
テーマⅠは、ずっと考えてきたこと。
今年は、テーマⅡとⅢを、ちゃんと言葉にしたいとおもう。
自分の中のヒントは、「普通学級」への一歩をつまずかせてきた、障害児教育界の流行語。
「普通学級では自尊感情が育たない」
「分からない授業はかわいそう」
「いるだけでいいのか? お客様じゃかわいそう」
今までの学校は、その「言葉」で、子どもを分けることを正当化してきた。
でも、現実の歴史は、「分ける」こと(分ける学校=分ける社会)が、差別を生み育ててきたのだと示している。
そして、「分けつづける」ことで、差別を温存し続けているのも明らかなことだ。
そういう言葉は聞き飽きた。
そういう言葉の土俵で勝つことよりも、10年、20年、30年…かけて子どもたちが教えてくれた大切なことを、言葉にしたいと思うようになってきた。
子どもたちが教えてくれたことは、そういう差別的な言葉が間違いだとか、嘘だということじゃない。
そんなことは、最初から分かり切っていたこと。
そうじゃなくて、子どもたちが共に育ちながら大人になり、堂々と生きているいまの姿から、生まれる言葉をみつけたいとおもう。
さてと(o|o)
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