教育の話をしない。
では、何の話を?
安全の話を。
『安全を得ることは基本的人権である』(※)
だから、地域の学校が子どもにとって、「安全」であるために。の話を。
その中でも、災害や学校事故の安全の話ではなく、「人といっしょにいるとき、そして人との関係性の中で体験される安全」についての話を。
人との関係における体験としての、安全について。
『他者との関係において、安全が内臓感覚としてどのように体験されるか』(※)
私たちが、「ふつう学級という生活」を手放せなかったのは、この話だった。