ワニなつノート

ひとりごと 2


【報告】


昨日、某国大使館に行ってきました。
11時に行って、終わったのが18時近く…。

大使館にいるあいだ、ずっとHEROのキムタク気分を楽しんだ。
わからない言葉が飛び交うなか、
「大使館はだめだぞ~~~」
「大使館だけは絶対にだめだぞ~」
という映画のセリフが頭の中をかけめぐった。

5時を過ぎると入口も閉められ、
誰もいない待合室で待たされている間、
「あの人、拳銃持ってるよね」
「撃たれたらどうしよ」
「このまま羽田から飛行機に乗せられたらどうする?」
…と言いながら遊んでいた。

結論からいうと、話はいい方向へ(^^)v
母子ともに「無国籍」という状態が、なんとか解決できそうです。

母はまもなく21。
子どもは2才半になり、かなりおしゃべりで超かわいい女の子。

婚姻届と出生届がどちらも「不受理」と言われてから二年半…。
ようやく一歩目が踏み出せました。


その一歩目が動いたのは、「国籍」がちゃんとある「祖母」さんが一緒に大使館に行ってくれたこと。

でも、その「祖母」さんは、パスポートを長いあいだ更新していなかったのと、在留資格の期限が切れていて、いわゆる不法滞在の状態。

だから、その問題を解決してはじめて、21年前に届けなければいけなかった出生届が受理され、21年間の空白の「母」の経歴が証明されることになる。
そこから、ようやく2才半の子どもの出生届が受理される…という展開になるのだと思う。

その上で、日本の市役所に行って、改めて子どもの「日本の国籍」を取る手続きをしなければいけない。

父親が日本人で(もう離婚しているが)、さいわい「胎児認知」の届けは市役所に出してあるので、なんとかクリアできると思うのだが…。


それにしても、2才になるその子は、何も選ばず、
…生まれる国も、性別も、両親の国籍もなにも選ばず、
ただ、ここに、生まれてきただけなのに、
どうしてこんなに苦労しなければいけないのかと思う。

まだ何もしらず、笑顔でいるその子が、こんな面倒なことがあることなど知らないまま…、知らないうちに、ぜんぶ片づけなきゃ。
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