ワニなつノート

2年前の記事

 

ここに何か大切なことが書いてある、と思うのだけれど。

まだ言葉が足りない、みたいで。

つづきと、意味を、今も考えている。

 

          □

 

《運動会あるある》

 

入学式に始まり、授業参観も合唱祭も、「うちの子はどこかな?」と探す前に、「ここ、ここ、ここ」と目に飛び込んでくる子がいる。

その子たちの親は、運動会で子どもを探したことがない、という。徒競走でもダンスでも、探す前に目に飛び込んでくるから。

 

けれどある年、変化が訪れる。

「見つからない」ときが訪れる。

 

「そんなはずない、トイレ? 職員室? 参加していない?」。

ついそう思ってしまう。

 

でも、子どもはそこにいる。

 

よく見れば、みんなと同じように踊れている訳ではない。

一度見つければ、「そこ違う、また違う」がいつも通り見える。

この子が目立たない子に「変わった」のではない。

 

では、何が変わったの? 

どうして、すぐに見つからない?

 

答えはたぶん、子どものいる「世界」が変わったから。

 

この子のつながりの世界、みんなのまなざしが、まったく違う世界に変わっているんだよ。

どういうこと?

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは目に見えないんだよ」

(つづく)

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ようこそ就園・就学相談会へ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事