てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

ムクノキの実の味

2011年12月08日 18時35分55秒 | インポート



裏山に入ったのでムクノキを観察した。
根元は独特の樹皮で一度見たら忘れるものでない。

早速、実を食べてみた。
これは、エノキの実よりもずーっと美味しい。
少し酸味もあり甘くて、ボソボソしないし滑らかな舌触り、種を取ってぶどうパンのように焼いたら美味しいかも知れない。
種は恐ろしく堅い。
シメやイカルのような嘴の丈夫な鳥ならバリバリと食べるかも知れない。

気を付けて見ると周りにも大木が何本もあった。










不明種---> クロオビフユナミシャク

2011年12月08日 18時04分22秒 | インポート
 

フユシャクのオスならこんなにお腹が大きくない筈だ。
つまり、これはアキナミシャクのメスではないだろうか?

上から見た画像ではミドリ色がないから、ミドリアキナミシャクではない。
ナカオビアキナミシャクではと思うが自信はない。


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この蛾はクロオビフユナミシャクだとATSさんから教えて頂いた。
腹部が大きいように見えるのは、腹部を前に突き出すようなポーズを取っているからではないかとのことだった。
ATSさん、何時も有難うございます。






ヒメクロオビフユナミシャク??--->クロオビフユナミシャク

2011年12月08日 17時48分11秒 | インポート



もし、本種だとすると初めての蛾だ。
やや黒っぽすぎるのが気に掛るのだが。

杭にとまっていた。

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この蛾はクロオビフユナミシャクだとATSさんから教えて頂いた。
頂いたコメントがとても解りやすいので参照して欲しい。

こちらですが、クロオビフユナミシャクの方ではないかと思います。
クロオビとヒメクロオビの見分けポイントはこの写真だと前翅を横に走る一番上の黒帯が後縁(写真だと真ん中)に向かってカクッと下向きに曲がるところです。

お写真では一番上の黒帯の上側の線は下向きに曲がっているように見えますが、帯下側の線はそれほど曲がっていないように見え、
全体的に黒帯は直線的に見えます。

またクロオビ幼虫がサクラやクヌギなど平地の一般的な木に付くのに対し、ヒメクロオビはブナの仲間に付くため主にブナ帯で見られ、分布が限定的と言われます。

このようなことからクロオビと思う次第です。

ATSさん、お手数をお掛けしてすみません、有難うございました。



クヌギカメムシ

2011年12月08日 17時29分34秒 | インポート






毎年、クヌギカメムシはたくさん見るのだが、今年は少ないように思う。
そろそろ産卵する所を探しているのだろう。

別のクヌギカメムシが既に産んだ卵も見つけた。
来春子供が孵化すると、この羊羹のようなものを食べてある程度まで育つ。

孵化したての幼虫はここで見られる。