てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

 ヤマオダマキ

2014年06月06日 14時18分14秒 | 日記

 

 

この植物は有毒だという。

北信州の道草図鑑さまには

五角形の花の形が苧環おだまきに似ていることから名付けられ、  義経と別れ吉野山で捕らえられて鎌倉に連行された静御前が、鶴岡八幡で苧環を手にして舞ったという逸話を連想させます。

「吉野山 峰の白雪踏みわけて 入りにし人のあとぞ恋しき」
「静や静 賎(しず)の苧環くりかえし 昔を今になすよしもがな」     静御前

とある。

チョツト話が飛ぶが・・・静御前のうたの話はここが面白い。

http://www.geocities.co.jp/PowderRoom/9182/newpage6.htm

 


 ユスラウメ

2014年06月06日 13時44分37秒 | 日記

子供の頃、このユスラウメが熟すのが楽しみだった。

何にもおやつの無い時代のこと。


現在では『サクラ』を意味する漢字『櫻』は元々はユスラウメを指す字であった。

ユスラウメの実が実っている様子を首飾りを付けた女性に見立てて出来た字である。

果実は薄甘くて酸味が少なく、サクランボに似た味がする。そのままでの生食、あるいは果実酒などに利用される。

とある。また、

ユスラウメの「ユスラ」は韓国語読みが転訛したものだとか、揺すったら果実が落ちるからなど諸説あります。

ともある。

 


 ベニバナの花

2014年06月06日 13時38分45秒 | 日記

都立薬用植物園にて。


山形県最上地方埼玉県桶川市上尾市周辺(桶川宿の頁を参照)で盛んに栽培された。

しかし、明治時代以降、中国産の紅花が盛んに輸入され次いで化学的に合成可能なアニリン染料が普及したことから、こうした紅花生産は急速に衰退した。

現在では紅花染めや観光用などにわずかに栽培されている。

とある。





 末っ子

2014年06月06日 13時11分30秒 | 日記

 

 

 

これが今(昨日14時30分)孵ったばかりの4番目の雛。

なぜそれが解るかと言えば、先に来ていたカメラマンの直前の写真に卵が写っていたからだ。

未だ濡れていて、ゆるく巻いた毛糸玉のように見える。

親鳥も心配そうな顔をしている。

今頃は雨の中、親鳥の羽の中で震えているのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 


 ルリタテハの終齢幼虫と蛹

2014年06月06日 12時31分07秒 | 日記

 

幼虫の肉トゲには毒は無い。

間もなく新成虫がでて来るのだろう。


オスは縄張りを張る性質があり、木の葉や岩石の上など見晴らしの良い場所で翅を広げて止まり、他のオスが接近すると激しく追いたてる。

なお、本土亜種の "no-japonicum" は「日本語の『』の字」という意味がある。これは水色の帯模様が緩やかな曲線を描き、文字通り「ノ」の字となることに由来する。

とある。




 エビイロカメムシ

2014年06月06日 12時19分18秒 | 日記

 

ススキのアチコチで見られた。


教室博日記様には

https://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/special/yama/news/2013/130904gonopsis.htm

エビイロの名は成虫よりも幼虫にふさわしい。明るい褐色に点々と赤味のさす色合いはたしかにエビを思わせる。

夏に成虫となり、そのままススキの根元で越冬する。ススキの葉を探すとよく見つかるが、ススキ以外で見ることはほとんどない。

とある。

  2012.8.24に撮った4齢幼虫。