てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

オオマリコケムシ

2016年09月11日 21時14分18秒 | 日記

 

 

いつもの公園で、池から流れ出る水路にたくさん見られた藻のようなもの。

10cm~30cmぐらいの球体。

これは前にも調べたことのあるオオマリコケムシだ。

棒でつついたら穴があいて、中は空洞になっているようだ。


オオマリコケムシ群体は、直径10cm~1mほどの寒天状で、生体は表面に白い編み目模様が目立ちます。
原産地は北米で、1972年に河口湖で国内初確認され、千葉県内では 
印旛沼(織田,1976)・ 古利根沼(湖北古利根) 雄蛇ケ池(織田,1981)・ 豊英湖 等にも生息しています。
分類では、触手動物門苔虫綱や、外肛動物門ヒテンコケムシ科ともされます。
オオマリコケムシの個体は1.5mmほどですが、夏季には群体を作って急成長し、 水温の低下につれ群体は崩壊し、個体に戻り休眠します。

「このコケムシが生息している環境は富栄養化していても水質が汚染されていないことを示唆し、そこに自然があることを 裏書きしているのである」(※01 織田,1982)とは、 1974年に和名オオマリコケムシを提唱された、織田秀実立教大学名誉教授の名言です。

とある。

 


フタオビツヤゴミムシダマシ  訂正 ⇒  ベニモンキノコゴミムシダマシ

2016年09月11日 20時29分07秒 | 日記

顔が写っていないが初記録なので載せることに。

穀類の粉などを食べるという

詳しくはこちらに。

 

Genka様からご指摘を頂いて、ベニモンキノコゴミムシダマシに訂正した。

「頭部から角が生えているように見えるのが一番の理由です」とのこと。

調べてみると、ベニモンキノコゴミムシダマシとぴったり一致している。

Genka様、ご教授有難うございました。

ベニモンキノコゴミムシダマシは、カワラタケなどのキノコ類を食べるという。