アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

本番前最後のレッスン

2006年01月24日 | ピアノ全般
日陰では、まだところどころ雪が残っている中、
ピアノのレッスンへ行ってきました。

先生のレッスン室には、グランドピアノが2台あります。
どちらも同じ高グレードのピアノです。

1台は先生が学生時代からずっと愛用しているピアノ。
でも、ずっと同じなのは木枠だけで、
中身はほぼ全部取り換えてあります。
黒松の木枠で、とてもやわらかい音色で歌うピアノです。

もう1台はごく普通のグランドでしょう。
特徴としては、高音部がよく鳴るピアノです。

私は黒松のピアノが好きで、
今日はたくさん弾かせていただきました。

私のアップライトとは、タッチにかなりの差があります。
アップライトは音が出やすいので、どちらかと言うと、
楽に弾けてしまうところも多々あるように思います。

肝心の出来はと言うと・・

ブラームス 「16のワルツ」第15番・・・「○」でした♪
何回かに1回程度、ひとつくらい音を外しますが、
曲の雰囲気を崩すことなく通り過ぎています。(笑)
当日もその調子で弾き通すことができれば「ハナマル」ですネ♪

ブラームス 「16のワルツ」第1番・・・「△」でした。
ちょっと弾きにくい箇所がいくつかあり、弾き違えも多いため、
その部分を確実にすること。
もうひとつは、最後のテーマのバリエーションの頭の部分を、
もっとダイナミックに、かつ歯切れ良くスパッスパッと
音を出すことができればOKとのこと。

この曲は楽譜1ページで、演奏時間としても1分程度なのですが、
ボリュームの割に、エネルギーが必要な曲です。
私としては、これ1曲弾くよりも、
ベートーヴェンの「月光」第1楽章を弾いた方が、
精神的にも、体力的にも、ずっと楽です。

オクターブ、それもフォルテの連続はツライ。

とても男性的な曲だと言えるのでしょうね。
「女性らしいブラームスで良いと思いますよ」
と先生はおっしゃってくださいますが…。
もう一回り大きく演奏できるに越したことはありません。

ここまで来たのですから、ガンバロウ!!