アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

一筆書き

2006年01月26日 | 雑記
今の状態で、もう1度グランドで弾いておきたい。
そう思った私は、自宅から徒歩20分程度のところにある
音楽教室へ電話をかけてみました。

そこには、グランドピアノのあるレッスン室が3部屋あります。
なので、もし、どこか空いているようならば、
1時間くらい使いたいと思ったからです。

幸いなことに、今日の午前中ならば大丈夫とのことでした。

自宅を出て、約20分歩き、到着。
年に1~2回しか顔を出さないところなのですが、
何故か、すっかりお馴染みです。

2部屋のうち、好きな方を使って良いとのこと。
どちらも同じタイプのグランドなのですが、
一方は、電子機器が取り付けられています。
なので、何もついていないピアノにしました。

久しぶりに弾いてみると・・・
結構「鳴る」ピアノだったことに気付いたり…。

いいなぁ~、グランド♪

1時間と少し弾かせていただいて、建物を出ました。
用事があったため、そのまま最寄り駅へ向かいました。
(自宅からの最寄り駅のお隣の駅になります。)
バスターミナルからバスに乗るためです。
バスの発車時刻を調べておかなかったのですが、
思ったよりも本数が多くて助かりました。

目的のバス停で下車。
そこから5分ほど歩き、目的地に到着。

用事を済ませて、
そこからは歩いて自宅に帰ることにしました。
自宅までは歩いて約25分です。
慣れた道と言えば慣れた道。

風はあまりなく、
見上げると、雲ひとつない青空。

途中、スーパーに立ち寄って食料品を買い込み、
そこからさらに歩いて自宅まで。

自宅を出てから戻るまで、
ぐる~~~っと、
経路は一筆書きでした。

家に帰り着き、念入りに手洗いとうがいをしました。
ここで風邪ひくわけにはいきませんからネ!

有意義で優雅な午前中でした。。。

ブラームスのピアノ曲

2006年01月26日 | ピアノ全般
ピアノにおけるブラームスの存在感は、
管弦楽におけるブラームスとは異なるようです。

音大においても、ブラームスのピアノ独奏曲には、
あまりスポットをあてていないように思います。

ピアニストにとって、バッハやベートーヴェン、
モーツァルトやショパンの独奏曲を弾きこなすことは、
必要不可欠でしょう。その一方でブラームスは、
たとえ横を通り過ぎても、支障のない存在のように感じられます。

誰でも知っているブラームスの曲は?
・・・多分、子守唄だと思います。

ベビー用品のメリーサークル等にも、よく使われていますね。
この曲はピアノ曲ではなく、もともとは
「5つの歌」という歌曲の中の1曲です。
子守唄の日本語訳はいくつも存在しますが、それぞれです。
なので、馴染みのある日本語の歌詞というのも異なりそうです。

以下は、ブラームスの主なピアノ独奏曲です。

<ソナタ>
ピアノソナタ第1番 ハ長調 op.1 (1879)
ピアノソナタ第2番 嬰ヘ短調 op.2 (1879)
ピアノソナタ第3番 ヘ短調 op.5 (1879)
ソナタ ヘ短調(4楽章) op.34b (1864)

<変奏曲>
シューマンの主題による変奏曲 op.9 (1879)
創作主題による変奏曲 op.21 (1879)
ハンガリーの歌の主題による変奏曲 op.21-2 (1879)
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 op.24 (1879)
パガニーニの主題による変奏曲 op.35 (1879)
シューマンの主題による変奏曲 op.23 (1861)
ハイドンの主題による変奏曲 op.56b (1873)

<曲集・小品集>
8つの小品 op.76 (1879)
幻想曲集 op.116 (1879)
3つの間奏曲 op.117 (1879)
6つの小品 op.118 (1879)
4つの小品 op.119 (1879)
ハンガリー舞曲集 第1~4集(全21曲) (1852-69)
ワルツ集(全16曲) op.39 (1865)
「愛の歌」ワルツ集(全18曲) op.52a (1874)
「新・愛の歌」ワルツ集(全15曲) op.65a (1877)

<スケルツォ>
スケルツォ 変ホ短調 op.4 (1879)

<バラード>
4つのバラード op.10 (1879)

<練習曲>
ピアノのための練習曲 (1879)

<その他>
ガヴォット イ短調 (1879)
ガヴォット イ長調 (1879)
2つのジグ (1879)
2つのサラバンド (1879)
主題と変奏 ニ短調(弦楽六重奏曲第1番より) (1879)
2つのラプソディ op.79 (1879)


こぉ~んなにたくさんあったのですね!
この他にも、もう少しあります。
でも、知っている曲となると、極端に少ないかも…。

Ueno's MIDI Room

こちらのサイトには、ブラームスのMIDIがたくさんありますので、
聴いてみてくださいね。
新しい発見があるかもしれません。