アンダンテ ~私の歩幅で~

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ゴールデン・ベリル

2009年09月13日 | 誕生石
金色は、古今東西、「太陽の光」の色とされており、
多くの民族が神々しさを感じています。

金色は、光を象徴する色。

金色と書いて「かないろ」とも読みますね。
意味は「金属の色」など。
金属独特のつややかな光の反射が思い浮かびます。

鉱物について語るとき。
どのような光沢であるのかは、
その鉱物の大きな特徴のひとつになります。


ところで。
「光沢」の「光」はわかりますが、「沢(たく)」って何?
「沢山(たくさん)」の「沢」と、たぶん同じ。

ウェブ辞書を見たところ、
「沢(たく)」は、「めぐみ、恩恵、恩沢」という意味。

ということは、「光沢」って「光のめぐみ」?


ここにも、光に恵まれた石ひとつ・・・


■9月13日の誕生石

   ゴールデン・ベリル (golden beryl)
     輝けるよき日

 ・英 名golden beryl
 ・和 名緑柱石(りょくちゅうせき)
 ・モース硬度7.5 - 8
 ・産 地アメリカ合衆国、ブラジル、ロシアなど

ゴールデン・ベリル。
きらきらと金色に輝く石。

純粋なベリルは無色透明で、
そこに、何らかの不純物が混ざることにより、
さまざまな色合いが生まれます。

ベリルの仲間で有名なものに・・・
  ・グリーン = エメラルド
  ・ブルー  = アクアマリン
などがあります。

わずかな鉄分が含まれることにより、
輝く金色のゴールデン・ベリルになります。

以前は、金色や黄色、黄緑色などのベリルを、
すべてまとめて ヘリオドール と呼んでいたそうです。

最近は、石の色によって、
イエロー・ベリルやゴールデン・ベリル
と、別々の名前で呼んでいるのですね。

ベリルは、鉱物としては硬さがあり、熱にも強いので、
形も輝きも、そのまま維持することができるのですね。


★パワーストーン効果★
知的なレベルアップをしたいとき、強い味方になれそうです。
新たな一歩を踏み出そうとするとき、進むべき道がよく見えて、
より良い選択ができるかもしれません。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■9月13日の誕生花 : クズ、他
■9月13日の誕生色 : パープルネイビー
■9月13日の誕生果 : プレジデント