アンダンテ ~私の歩幅で~

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ラピス・ラズリ

2009年09月19日 | 誕生石
日本語では瑠璃色(るりいろ)と呼ばれる
ラピス・ラズリ。

深みのある青には、
青の静かさと、赤の能動性の両方があるとされています。

海や空など自然の青とは少し違う、
人類の知恵や叡知(えいち)のエッセンスが入った色。

ラピス・ラズリに惹かれるのは、
その色の中にある“なにか”かもしれません。


■9月19日の誕生石

   ラピス・ラズリ (lapis lazuli)
     聖徳

 ・英 名lapis lazuli
 ・和 名瑠璃(るり)
 ・モース硬度5 - 5.5
 ・産 地アフガニスタンなど

ラピス・ラズリ。
5000~6000年もの昔から「聖なる石」とされてきた石。

日本でも、昔から「好運のお守り石」とされてきました。

ラピス・ラズリという名称は、
ペルシャ語で「青色」を意味する "lazward"
「石」を意味する "lapis" に由来します。

ペルシャ語に由来する石の名前が、現在も流通していることから、
この石の歴史がうかがえますね。


ラピス・ラズリの青い色。

エジプトのツタンカーメン王のマスクを思い出せますか?
あの黄金と青い色のマスクです。

目のまわりの青い色は、ラピス・ラズリです。
当時のエジプトで、
ラピス・ラズリは金と同じくらいの価値があったそうです。

仏教で七宝の一つとされる瑠璃も、ラピス・ラズリですね。

日本は奈良県にある正倉院に、
ラピス・ラズリの装身具が納められているとか。

   検索してみたのですが、該当する装身具に行き当たらず、
   ウラがとれていませんが。。m(_ _)m


16世紀のヨーロッパで、
ラピス・ラズリは ウルトラマリーン と呼ばれていました。

ミケランジェロ作『最後の審判』の背景の青い色は、
ラピス・ラズリの顔料で描かれているそうです。
当時、ラピス・ラズリの顔料は、“最上の青”でした。


深い青色のラピス・ラズリ。
その色の奥には、ラピス・ラズリに寄せた
人々の歴史まで込められているのかもしれませんね。


★パワーストーン効果★
宇宙の叡知を表す石。知性が洗練され、直感力が高まり、
眠っている潜在能力を引き出してくれるかもしれません。
災いから身を守り、幸運を呼び寄せることもできそうです。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■9月19日の誕生花 : ツリフネソウ、他
■9月19日の誕生色 : ライラックヘイジー
■9月19日の誕生果 : 津 軽

栗のお菓子

2009年09月19日 | 
秋ですね~♪
ぎんなんの実が地面にたくさん転がって、
独特な風情を感じる今日この頃。

ぎんなんは、お菓子にはできないのかな?

木の実の王様は、やっぱり栗でしょうか。
2009年9月19日付「NIKKEI プラス1」に、
「みんなで食べたい栗菓子」という記事がありました。


「プラス1」のランキングそのままに、
それぞれのホームページや関連ウェブページを調べてみました♪

 1位 栗きんとん
     すや (岐阜県中津川市)

 2位 栗鹿ノ子
     小布施堂 (長野県小布施町)

 3位 栗まろ
     鶴屋吉信 (京都市)

 4位 西木木 (さいぎぼく)
     たねや (滋賀県近江八幡市)

 5位 くりきんとん
     叶匠壽庵 (滋賀県大津市)

 6位 栗のプリン
     モロゾフ (兵庫県神戸市)
     (秋限定「栗のプリン」が見つかりませんでした。。汗)

 7位 月よみ山路 栗むし羊羹
     松葉屋 (石川県小松市)

 8位 栗のテリーヌ
     足立音衛門 (京都府福知山市)

 9位 栗蒸羊羹
     とらや (東京都港区)

10位 アルテナ
     ケーニヒス・クローネ (兵庫県神戸市)


これ以外にも、おいしい栗のお菓子は
世の中にた~くさんありますね♪

栗を蒸したり、茹でたりして、そのままいただくのも、
秋ならではの贅沢。

今年も、おいしい栗が食べられますように。(^^)