アンダンテ ~私の歩幅で~

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マンダリン・ガーネット

2009年09月18日 | 誕生石
こちらのスーパーでは、ミカンが店頭に並ぶようになりました。
まだ青いミカンです。
(多分、極早生温州(ゴクワセウンシュウ)でしょう。)

嬉しいのが、バラ売り♪

   “バラの花売り”では、ありませんよ~、念のため。
   (^_-)☆

1コでも買える!
・・・ということで、2コ買いました。

見かけと同じで、青くれフレッシュな味でした。


ところで、欧米のオレンジに対して、アジアのミカンは、
「マンダリン」と「タンジェリン」と呼ばれています。

お馴染みの温州蜜柑(ウンシュウミカン)やポンカンは、
マンダリンですね。

インド原産で、中国を経由して日本に入ってきたミカンが、
マンダリンと呼ばれるようです。

   マンダリンとは、清朝中国の官吏のこと。
   (身につけていた衣服のの色から、そう呼ばれています。)

そして、インドから中東を経て地中海へ渡ったミカンが、
タンジェリン。

   タンジェリンとは、タンジール人(モロッコ人)のこと。


そのような経緯をふまえた言葉からイメージすると、
マンダリンの方が、よりアジアン・テイスト?


■9月18日の誕生石

   マンダリン・ガーネット (mandarin garnet)
     裕福

 ・英 名mandarin garnet
 ・和 名満礬柘榴石(まんばんざくろいし)
 ・モース硬度
 ・産 地ナミビア

マンダリン・ガーネット。
スペサルティン と呼ばれるガーネットで、
どこまでもミカン色した石。

ミカン色は、マンガンによるもの。
鉄の含有量が増えると、色が赤に近づいていきます。

アフリカ大陸の南西部に位置する国・ナミビアで産出される
ミカン色したガーネットのみを、
マンダリン・ガーネットと呼ぶのだそうです。

ガーネットのたぐいは、原石の状態でも、
まるでカット研磨されたように、ピカピカと光沢があり綺麗。


ミカン色は、ハッキリとした色であるにもかかわらず、
やわらかさと、適度な明るさを感じられる色。

虹の2番目に位置する色でもありますね。
赤色ほど強くなく、黄色ほど明るくない色。


透明な輝きのあるマンダリン・ガーネットを見ているだけで、
心まで、みずみずしくジューシーになれそうです。


★パワーストーン効果★
免疫力が強化され、全身に活力がみなぎり、
エネルギー不足の解消に役立ちそうです。
“実り”や“収穫”にも、効果があるかもしれません。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■9月18日の誕生花 : ホウセンカ、他
■9月18日の誕生色 : パウダーブルー
■9月18日の誕生果 : 甲州三尺