アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

月の鈴?

2009年09月24日 | 季節の風景

2009年9月24日 午後5時51分 撮影


南の空に、三日月ひとつ。

新月と半月の、まんなかくらい。

昼間から月が見えると、なんだか嬉しい。

夕方から夜になるにつれて、
月の輝きが増してくる。

細い月が光を放っている姿に、
しばし見とれて……。


鈴虫の、またの名は、月鈴子(げつれいし)。

月まで届きそうな虫の声かと思っていたけれど、
月から降ってくる鈴の音かもしれないなぁ。

ロシアの紅茶

2009年09月24日 | 
紅茶で、真っ先に思い浮かべる国は?
・・・イギリス? インド? それとも?


本日は、ロシアがメインのお話です。(^^)


サモワールって、聞いたことがありますか?
・・・ロシア独特の湯沸かし器です。

いろいろな色や形があるので、
サモワールを見るだけでも楽しそう~。

サモワールの上部には、
ティーポットを固定しておくことができるようになっています。

ティーポットの中には、
茶葉とお湯を同量で抽出した、とても濃い紅茶。

濃い紅茶を少しカップに入れて、
サモワールのお湯を注いで、好きな濃さにするのですね。

ロシアの人々は、角砂糖やハチミツをなめながら、
お茶を飲むのだそうです。
クッキーやチョコレートなどのお菓子も、お茶うけです。

ジャムを紅茶の中に入れるという、
日本式のロシアンティーの飲み方に、
ロシア人はビックリかも!?


ロシアで飲まれている紅茶は、
一番大きな葉の オレンジ・ペコ なのだそうです。

オレンジ色のペコちゃんではありません。
また、果物の柑橘類とも、関係ありません。

オレンジ・ペコの「オレンジ」は、
オランダのオランジナソー宮殿に由来するのだそうです。

また「ペコ」は、
中国語の パク ホ が語源のようです。

「パク ホ」は、「髪の毛や羽毛」を意味する言葉らしい。

お茶の木の新芽が、うっすらと白い産毛で覆われているため、
その様から「パク ホ」と呼ばれるようになったのですね。

オレンジ・ペコは大きな茶葉ですが、同じ茶葉でも
細かくなったものは ブロークン・オレンジ・ペコ と呼ばれます。
頭文字をとって「B.O.P」と書かれていたりもします。


ロシアの人々は、紅茶をたくさん飲むのですが、
国内では、紅茶の茶葉を栽培していないらしい。
気候風土が合わないのかもしれません。

また近年は、ロシアでもティーバッグが出回っており、
手軽に紅茶を楽しむ人も増えているみたいです。


欧米諸国でも、思っている以上に、
ティーバッグが広く使われているみたい。

ティーバッグでも、ポットを使うと、
カップに直接入れるのとは違った味わいがあります。


これからの季節。
あたたかい紅茶は、うれしいですね♪

角砂糖やハチミツは・・・
・・・紅茶に入れた方が、私は落ち着きます。



お好みで、「ロシアンティー」 も、どうぞ♪