紅茶で、真っ先に思い浮かべる国は?
・・・イギリス? インド? それとも?
本日は、ロシアがメインのお話です。(^^)
サモワールって、聞いたことがありますか?
・・・ロシア独特の湯沸かし器です。
いろいろな色や形があるので、
サモワールを見るだけでも楽しそう~。
サモワールの上部には、
ティーポットを固定しておくことができるようになっています。
ティーポットの中には、
茶葉とお湯を同量で抽出した、とても濃い紅茶。
濃い紅茶を少しカップに入れて、
サモワールのお湯を注いで、好きな濃さにするのですね。
ロシアの人々は、角砂糖やハチミツをなめながら、
お茶を飲むのだそうです。
クッキーやチョコレートなどのお菓子も、お茶うけです。
ジャムを紅茶の中に入れるという、
日本式のロシアンティーの飲み方に、
ロシア人はビックリかも!?
ロシアで飲まれている紅茶は、
一番大きな葉の
オレンジ・ペコ なのだそうです。
オレンジ色のペコちゃんではありません。
また、果物の柑橘類とも、関係ありません。
オレンジ・ペコの「オレンジ」は、
オランダの
オランジナソー宮殿に由来するのだそうです。
また「ペコ」は、
中国語の
パク ホ が語源のようです。
「パク ホ」は、「髪の毛や羽毛」を意味する言葉らしい。
お茶の木の新芽が、うっすらと白い産毛で覆われているため、
その様から「パク ホ」と呼ばれるようになったのですね。
オレンジ・ペコは大きな茶葉ですが、同じ茶葉でも
細かくなったものは
ブロークン・オレンジ・ペコ と呼ばれます。
頭文字をとって「B.O.P」と書かれていたりもします。
ロシアの人々は、紅茶をたくさん飲むのですが、
国内では、紅茶の茶葉を栽培していないらしい。
気候風土が合わないのかもしれません。
また近年は、ロシアでもティーバッグが出回っており、
手軽に紅茶を楽しむ人も増えているみたいです。
欧米諸国でも、思っている以上に、
ティーバッグが広く使われているみたい。
ティーバッグでも、ポットを使うと、
カップに直接入れるのとは違った味わいがあります。
これからの季節。
あたたかい紅茶は、うれしいですね♪
角砂糖やハチミツは・・・
・・・紅茶に入れた方が、私は落ち着きます。
お好みで、
「ロシアンティー」 も、どうぞ♪