アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ブルー・スピネル

2009年09月20日 | 誕生石
きょうは 彼岸の入り ですね。
そして、たまたま、新月 です。

月は、毎日、太ったり、やせたりしています。
最高にやせて、一時的に姿が見えなくなる状態が新月。

月が見えない → 月が消える
 → 現在と未来を隔てる結界が消える

という考え方から、
新月の夜、宇宙にお願いごとを送ると、
願いが叶えられやすくなるとか。

1カ月に1回巡ってくる新月の日に、
目標を立てたり、自分の心を整理してみるのも、いいですね。

こちらは、終日、雲一つない素晴らしいお天気に恵まれたので、
たくさんのお願いごとが、宙(そら)に届いたことでしょう。

そしてまた、天にいる人たちへの想いも、
たくさん届いていることでしょう。

想い、思って、考えることは、
人間の大切な原動力。


青い空、青い地球、そして、青い石・・・


■9月20日の誕生石

   ブルー・スピネル (blue spinel)
     愛の作用

 ・英 名blue spinel
 ・和 名尖晶石(せんしょうせき)
 ・モース硬度
 ・産 地スリランカ、ミャンマー、タンザニアなど

ブルー・スピネル。
鉄分を含み、ややくすんだ青い色のスピネル。

スピネルの基本は、アルミニウムとマグネシウムで、
無色透明な鉱物です。

スピネルの多くは、何らかの不純物が含まれており、
その不純物のおかげで、色のバリエーションが広がります。

スピネルの色は、赤、緑、青、黒など。
ルビーと見まごうばかりの赤いスピネルが、特に有名です。

青いスピネルには、鉄分を含まれています。
まれにコバルトが含まれている場合もあります。


スピネルという名前は、
ラテン語で「トゲ」を意味する spina に由来します。
原石の結晶が、トゲのような形をしていることから。

スピネルは、硬度が十分にあるので、
好きな形に加工することが可能ですから、
どのようなジュエリーにしても大丈夫です。


やや地味な印象があるブルー・スピネル。
ちょっぴり奥ゆかしさが感じられて、その実しっかりしている、
とても安心できる石のように思います。


★パワーストーン効果★
古くから、からだの免疫力を高める効果があるとされています。
新たなエネルギーと思考力を生み出すサポートを期待できそう。
新たな出会いを引き寄せる効果があるとも。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■9月20日の誕生花 : ローズマリー、他
■9月20日の誕生色 : ライトレモン
■9月20日の誕生果 : ポポー

澄み渡る

2009年09月20日 | 季節の風景
2009年9月20日 午前8時21分 撮影

朝、空を見上げると、雲ひとつない青空。
絵に描いたような秋晴れ。

こういう朝は、時々あるけれど、
たいてい午後になると、雲がやってくる。

でも、きょうは違った。
夕暮れ時まで、ずっと、雲のない空のまま。

首都圏全体が、こんな空だったのかしら?

人間も、植物も、地表の建物も、地面も・・・
みんなで思いっきり深呼吸だ~。



2009年9月20日 午後5時56分 撮影

アラベスク

2009年09月20日 | ピアノ全般
アラベスク。
主に「アラビア風の」と訳されます。

イスラム美術の装飾模様で、
流麗な唐草模様や幾何学模様のこと。
曲線的です。


ピアノで、一番最初に出会う「アラベスク」は、
多分、ブルグミュラーのアラベスク。
「25の練習曲」の第2曲目です。

その次に出会うのは、
ドビュッシーのアラベスク1番でしょうか。
積極的に聴かなくても、どこかで耳にする曲だと思います。

1888~1891年にかけて作曲され、1891年に出版ました。
ドビュッシー自身は「粗悪な作品」と言っていたとか。

ドビュッシーは、シューマンのアラベスクが好きで、
よくピアノで弾いていたんですってね。

   まさか、ドビュッシーとシューマンが
   繋がるとは思ってもいませんでした。


そのシューマンのアラベスクは、
1839年に作曲・出版されています。

ブルグミュラーのアラベスクが、
いつ作曲されたのかがわからないのですが、
どうやら、シューマンのアラベスクが、一番最初らしい。

シューマンのアラベスクは、
「シューマンだなぁ~」って思います。


どの曲も、アラビア風なのね?

ついつい『アラビアン・ナイト』の
「アラジンと魔法のランプ」を思い浮かべてしまいましたが!?