アンバー

ビール、ウイスキー、ブランデーの共通点は、何でしょう？

そうですね。
どれも、お酒です。

ほかには、ありませんか？

そう、みんな、琥珀色。

琥珀色の飲み物といえば、
ジンジャーエールもありますね。

私がジンジャーエールの存在を知ったのは、
大学生のとき。

最初は、アルコール入り飲料だと思い込んでいたので、
あまり飲まなかったんですよね。

琥珀色の飲み物に、
ちょっとドキドキしていた、あの頃……。


こちらは、本物です。


■１１月７日の誕生石

　　　アンバー　(amber)
　　　　　抱擁、大きな愛

・英 名	：	amber
・和 名	：	琥珀（こはく）
・モース硬度	：	２ － ２.５
・産 地	：	ロシア、日本など

アンバー。
広葉樹から針葉樹まで、さまざまな樹脂の“化石”。

植物に属している琥珀は、
鉱物中心の宝石の中でもレアな存在です。

それでも、地中から産出されるため、
便宜上、鉱物として扱われているんですね。

琥珀になる途中、樹脂の中に
昆虫や葉、花、樹の皮などが入り込んだものがあります。
これは、学術的にも価値があり貴重です。

昆虫が入っている、いわゆる「虫入り琥珀」は、
立体的に、そのままの姿で保存されており、
現代ではＤＮＡの採取も可能とか。

映画「ジュラシックパーク」を、ご存じですか？
ジュラシックパークのはじまりは、琥珀でした。

内包物のある琥珀は、まるでタイムカプセルのよう。


色は、主に黄色、いわゆる琥珀色をしているほか、
赤色、褐色、白色、帯青黄色など、思っている以上に多彩。

樹脂そのものの色や、混じったものに
左右されるみたいです。


琥珀は、樹脂が固まったものですから、
あまり硬くはありません。
キズつきやすいので、取扱注意です。


はるか昔の空気や香りまで、閉じこめている琥珀。
何千年も、何万年も前の、地球のかけら。


★パワーストーン効果★
太陽のエネルギーを持つといわれるアンバー。
身につけると、生命力が高まり、気力がわいてきます。
金運や仕事運を引き寄せる効果もあるみたいですよ。


主な参考文献

・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
	（中央アート出版社・2007年）
・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
	（築地書館・2008年）
・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
	（日本ヴォーグ社・2007年）

　　　　
■１１月７日の誕生花　：　マリーゴールド、他
■１１月７日の誕生色　：　サンフラワー
■１１月７日の誕生果　：　アルプス乙女

冬立ちて

２００９年１１月７日　午前１０時１７分　撮影

きょう１１月７日は 立冬 （りっとう）です。

二十四節気のひとつで、
初めて冬の気配が現われてくる日
とされています。

「立冬」になると、冬支度しなくちゃ！
という気持ちになります。

衣類、暖房器具・・・・・。

そろそろ年末の大掃除計画も必要かな？

細かいお片付けは少しずつ、
大物のお洗濯は、陽射しがあたたかいうちに
済ませておきたいものですね。