アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ウッド・オパール

2009年11月18日 | 誕生石
緑色の茎を持つ植物が、
老化したり、また、環境に対応するために、
茎が木になっていきます。

これが、「木質化(もくしつか)」です。

   わが家では、ベランダで冬越えさせてしまった植物が、
   春には木質化していました。(^^;


植物というのは、
まず外側の細胞壁で、すべての物質を通した後、
内側の細胞壁で、一部の物質だけを通します。

このフィルターのような役割をする細胞壁。

若い細胞の細胞壁は、セルロースとペクチン質でできており、
細胞が古くなるにつれて、
ヘミセルロースやリグニンが増えるのだそうです。

   まるで、お肌のお話かと思っちゃいますねぇ。(苦笑)


セルロース (cellulose) は、
ブドウ糖が、たくさん結合して長い鎖状になった分子。

   レーヨンや硝酸セルロース、セロファンなどの
   原料にもなっています。
   (化学物質で造られている製品も、たくさんありますネ。)


環境や状態の変化によって、
自分の性質を変えて、自分を守っているのでしょう。


さらには、植物が植物に留まらず・・・


■11月18日の誕生石

   ウッド・オパール (wood opal)
     自然との調和

 ・英 名wood opal
 ・和 名木化蛋白石(もくかたんぱくせき)
 ・モース硬度
 ・産 地日本、インドネシアなど

ウッド・オパール。
木の水の通り道になっている管がオパール化したもの。

まさか、木の一部が、オパールになるなんて!

植物の生命力というか、順応力というか、
あらためて、凄いなぁ~って思います。

オパライズド・ウッド opalized wood とも呼ばれます。
「オパール化した木」そのままですね。

国内では、石川県や福岡県などで見つかっているようです。


鉱物のオパールもですが、このウッド・オパールも、
水分を含んでいます。

そのため、乾燥してしまうと、ひび割れるので、
保存する環境には、十分注意しましょうね。


オパールは、みんな、
適度な水分を保つことが、美しさの秘訣なのですね。


★パワーストーン効果★
異質なものが一つになっていることから、調和を表します。
ウッド・オパールを身につけていると、自然のエネルギーや
ヒーリング効果を取り入れやすくなります。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■11月18日の誕生花 : ヤマユリ、他
■11月18日の誕生色 : マーシュローズ
■11月18日の誕生果 : あんぽ柿

北風と太陽

2009年11月18日 | 季節の風景
2009年11月18日 午後4時5分 撮影



空気が、すっかり冬ですね。


日中、陽射しは暖かいけれど、風は冷たい。

素直な 『 北風と太陽 』 です。(^^)


明日、関東地方は、クリスマスの頃の冷え込みとか!!

どうぞ、暖かくして、お過ごしくださいね。