光があるところだけに存在する、色。
色は、一般に、
・色相: 単色光の波長に相当するもの
・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。
そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。
固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。
きょうは、この色・・・ ●
ミモザ (mimosa) です。
ミモザ。
春の訪れを告げてくれる。
冬枯れ色の中に、違和感なく咲き始める、
きれいな色の花たち。
ひとつひとつの花は、とても小さいけれど、
たくさんまとまって咲くので、存在感があります。
ミモザは、マメ科の植物で、
アカシア属と、オジギソウ(ミモザ)属とがあるようです。
アカシアは、「鋭い」とか「刺のある」という意味の、
ギリシャ語 akazo が語源とか。
葉が羽状複葉で、先端が尖っていることから、でしょう。
また、ミモザは、「まねの」とか「道化役者の」という意味の、
ギリシャ語 mimos が語源とか。
フランス語でも、同じ意味です。
触れると、葉を折りたたんでしまう様子が、
ピエロのパントマイムのお辞儀のように見えたのでしょうか。
17世紀には、植物としての名前が、
フランスの人々に知られていたようです。
19世紀の頃までには、
この花から、色の名前も生まれたのですね。
自然のミモザの花の色だけでなく、
化学染料の出現も、大きく影響しているようです。
色と、色の名前とが、一緒に広がっていき、
英語でも、ミモザと呼ばれるようになったのだそうです。
英語圏で、ミモザという色が認識されるようになったのは、
20世紀に入ってからのことだとか。
黄色のような、黄金色のような、ミモザの色。
まるで、生まれたばかりの春の光を、
何倍にも膨らませているかのようですね。
これから始まる、希望の色。
色は、一般に、
・色相: 単色光の波長に相当するもの
・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。
そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。
固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。
きょうは、この色・・・ ●
ミモザ (mimosa) です。
ミモザ。
春の訪れを告げてくれる。
冬枯れ色の中に、違和感なく咲き始める、
きれいな色の花たち。
ひとつひとつの花は、とても小さいけれど、
たくさんまとまって咲くので、存在感があります。
ミモザは、マメ科の植物で、
アカシア属と、オジギソウ(ミモザ)属とがあるようです。
アカシアは、「鋭い」とか「刺のある」という意味の、
ギリシャ語 akazo が語源とか。
葉が羽状複葉で、先端が尖っていることから、でしょう。
また、ミモザは、「まねの」とか「道化役者の」という意味の、
ギリシャ語 mimos が語源とか。
フランス語でも、同じ意味です。
触れると、葉を折りたたんでしまう様子が、
ピエロのパントマイムのお辞儀のように見えたのでしょうか。
17世紀には、植物としての名前が、
フランスの人々に知られていたようです。
19世紀の頃までには、
この花から、色の名前も生まれたのですね。
自然のミモザの花の色だけでなく、
化学染料の出現も、大きく影響しているようです。
色と、色の名前とが、一緒に広がっていき、
英語でも、ミモザと呼ばれるようになったのだそうです。
英語圏で、ミモザという色が認識されるようになったのは、
20世紀に入ってからのことだとか。
黄色のような、黄金色のような、ミモザの色。
まるで、生まれたばかりの春の光を、
何倍にも膨らませているかのようですね。
これから始まる、希望の色。
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