アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

グリーン・スピネル

2009年04月17日 | 誕生石
いつもの買い物に行こうと、玄関を出たところ、
ご近所さんバッタリに会いました。

彼女は、ちょうど、買い物から帰ってきたところ。
とっても嬉しそうに「こんにちは~♪」と弾む声。

(何かいいことでも、あったのかな?)

彼女は、手に持っていたバラの小さな花束を、
私の目の前に差し出します。

「ねぇ、見て!
 これ、いつもより100円安かったのよ~♪」

そんな彼女の頬まで、バラの色。

いつもニコニコしている彼女のヒミツが、
ちらっと見えたような気がしました。

いろいろなことを心から楽しめる彼女が、
いっそうステキに見えた、日常の小さな1コマ。

まるで、さわやかな緑の風が、
すうっと吹き抜けたかのように・・・


■4月17日の誕生石

   グリーン・スピネル (green spinel)
     希望、信仰、愛情、幸福

 ・英 名green spinel
 ・和 名緑尖晶石(みどりせんしょうせき)
 ・モース硬度
 ・産 地スリランカ、アフガニスタンなど

グリーン・スピネル。
主にクロムの作用で緑色になったスピネル。

スピネルを構成するのは、
アルミニウムとマグネシウム。

どちらも無色です。

そこに何が含有されるかにより、
スピネルの色が決まります。

透明から半透明で、ガラス光沢。

スピネルという名前は、
原石の結晶がトゲのような形をしていることから、
ラテン語で「トゲ」を意味する spina に由来します。

クロムが入ると青くなるので、
青みがかkった緑色のスピネルが多いようです。

そんな中、きれいな緑色のスピネルとなると、
希少価値が出てきます。


ちょっとした加減で、緑色を実現したスピネル。
まるで幸運が形になったかのような石ですね。


★パワーストーン効果★
古くから、からだの免疫力を高める効果があるとされています。
エネルギーが補充されるとともに、よりよい人間関係を実現する
サポートをしてくれます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■4月17日の誕生花 : ジャーマンアイリス、他
■4月17日の誕生色 : バトルシップグレイ
■4月17日の誕生果 : 龍 眼

ヒッデナイト

2009年04月16日 | 誕生石
一段落してホッとした時。
何かに行き詰まってしまった時。
ヤル気がでない時。

空を見上げてみませんか?

「ここはビルの中で、空なんて見えないよ~」

そうおっしゃった方は、目を閉じて、顔を上に向けて、
自分の頭の上に広い空をイメージしてみてください。

ちょっとリフレッシュできませんか?


ところで、空は、いつも「晴れ」とは限りませんよね。

空の何パーセントが雲に覆われると、
「くもり」になると思いますか?


気象では、空に対する雲の割合が

  80%以上   : くもり
  80%~20% : 晴 れ
  20%以下   : 快 晴

と呼ぶのだそうです。

空の70パーセントが雲で覆われていても
「晴れ」と呼ぶことに、ちょっと驚いてしまいました。

きょうの空は、「くもり」と呼ぶに十分なだけ、
雲に覆われています。

でも、雲を通して、陽射しを感じています。


実際は、「晴れ」なのに、
「くもり」だと勝手に思いこんでいること、
意外と多いかも。

自分が思っているほど、状況は悪くないのだと、
そう教えられたような気がしました。


■4月16日の誕生石

   ヒッデナイト (Hiddenite)
     すがすがしい明るさ、自然の恵み

 ・英 名Hiddenite
 ・和 名リチア(リシア)輝石
 ・モース硬度6.5~7
 ・産 地ブラジル、アメリカなど

ヒッデナイト。
黄緑色やエメラルド・グリーンのスポデューメン。

緑系の色は、クロムを含有しているため。
透明感ある綺麗なガラス光沢の石です。

   「スポデューメン」と呼ばれる鉱石があったとさ。
   和名は「リチア(リシア)輝石」と申します。

   スポデューメンには、たくさんの色があったとさ。
   その中で、宝石になれるのは・・・

    ・クンツァイト (ライラック・ピンク系)
    ・ヒッデナイト (エメラルド・グリーン系)

   なんです。


1877年。
ブラジルで、初めて発見されました。

1879年。
クンツァイトもヒッデナイトも、
同じ鉱物の変種であることがわかりました。

1979年。
ノースカロライナ州で、この鉱物を発見した
Hidden さんにちなんで、ヒッデナイトと名付けられました。

ずいぶんと長い間、固有の名前がなかったのですね。
珍しい緑色のスポデューメンという扱いだったのでしょうか。

産出量が少ないため、希少価値があります。

光に当たると、わりと簡単に色あせて、
まるでカラーレスのようになってしまうので、
気をつけましょう。


ヒッデナイトは、さわやかな緑の風を運んできそうな、
清涼感も感じられる石。


★パワーストーン効果★
心が落ち着いて、集中力が高まると言われています。
頭脳を明晰にして、理解力を増す力があるので、
仕事や勉強で結果を出したいときのお守りになりそうです。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■4月16日の誕生花 : レンゲツツジ、他
■4月16日の誕生色 : スカイグレイ
■4月16日の誕生果 : アップルマンゴー

ラウンドパール

2009年04月15日 | 誕生石
雨に、ゆっくりと洗い流された風景の中にあるものは、

すべてが、くっきりとした輪郭を描いている。


そして、それぞれの色は、濃さと明るさを増していた。

いつもより、奥行きがある風景。


空は、果てしなく澄んでいて、

お日さまの光が、まっすぐ地面まで届いていた。


雨に濡れた木々を乾かすかのように、

風が吹き渡っていく。



■4月15日の誕生石

   ラウンドパール (Round Pearl)
     大きな器、女王の品格

 ・英 名Round Pearl
 ・和 名真円真珠(しんえんしんじゅ)
 ・モース硬度2.5 - 4.5
 ・産 地日本など

ラウンドパール。
ほぼパーフェクトな球体のパール。

母貝に、真円の核を抱かせても、
巻く過程での変形が多くなることが多いらしい。

真円の真珠が育つように努力を重ねてきた結果、
理想的な形の真珠を安定供給できるほどになりました。

あこや貝で真珠を育てる養殖方法などは、
段階を踏んで、すべて特許を取得しています。

真円真珠の特許は、1908年に取得されました。

   特許取得者の生誕150年公式サイトへは、
   コチラ からどうぞ♪ (今年は、生誕151年)

おかげさまで、日本の真珠の品質と生産量は、
ダントツの世界一です。


真珠の“発明者”となった 御木本 幸吉 (みきもと こうきち)氏は、
1902年(昭和2年)、あの発明王エジソンと会談しています。

御木本氏を前にして、エジソンは、

  私の研究所で出来なかったものが2つだけあります。
  一つはダイアモンド、もう一つは真珠です。


と語り、さらに、

  動物学上からは不可能とされていた真珠を
  発明し完成されたことは、世界の驚異です。


と続けています。(「生誕150年 公式サイト」より)


母貝の協力なくしては生み出すことのできない、真珠。
そして、幾何学的にも美しい、真円真珠。


★パワーストーン効果★
つよい保護力があり、邪気を払って身を守ってくれます。
また、抵抗力と創造力を高める働きもあると言われています。
解毒や解熱の効果も期待できるようですね。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■4月15日の誕生花 : ハクサンチドリ、他
■4月15日の誕生色 : ペールミストホワイト
■4月15日の誕生果 : サンフルーツ

ピンク・フローライト

2009年04月12日 | 誕生石
風が、ふわっと通りすぎていくと、
ふいに、何かを思い出すことなど、ありませんか?

シンプルに、吹き抜けていった風だったり。
人が通り過ぎる際の、空気の動きだったり。
車や電車による、大きな空気の動きだったり。

風のスピード、風の感触、におい、そして・・。

記憶って不思議だと思う。

ほんの一瞬、空気が動いただけで、
すっかり忘れていたものが、鮮明に思い出されるなんて。

あの時の・・・・・・。


■4月12日の誕生石

   ピンク・フローライト (pink fluorite)
     気品、幻想的

 ・英 名pink fluorite
 ・和 名蛍石(ほたるいし)
 ・モース硬度
 ・産 地スイスなど

ピンク・フローライト。
ピンク色の蛍光を放つ、ハロゲン化鉱物の一つ。

  ※ハロゲン化鉱物
    金属元素とハロゲン元素(第17族元素)とが
    結合している鉱物。。。┐(^-^;)┌

フローライトの中で、ピンク色は希少価値があります。
透明から半透明で、ガラス光沢があります。

硬度が低いので、加工しにくい鉱物です。

紫外線が当たって蛍光を放つ様子が、
まるで蛍のようであることから、和名を「蛍石」といいます。

フローライトは、沸点が低くて溶けやすいことから、
溶鉱炉の融材に多く利用されます。

そのことから、ラテン語で「流れる」という意味の fluere に由来して、
英語でも「フローライト (fluorite)」と呼ばれるようになりました。

そのほか、fluorine には、「フッ素」の意味もあります。


ほわっとピンク色の光を放つフローライト。

蛍よりも、桜の花びらが、一瞬舞い込んだような、
そんな錯覚に陥りそうな……。


★パワーストーン効果★
肩の力が抜けてリラックスでき、ストレス解消や不眠に
効果があります。また、女性らしい素直さや可憐な魅力を
引き出してくれます。内面を磨きたいとき、心強い石。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■4月12日の誕生花 : モモ、他
■4月12日の誕生色 : 利休白茶
■4月12日の誕生果 : アムスメロン

オニキス(黒&白)

2009年04月11日 | 誕生石
遠くの山々の色が多彩になってきました。
やわらかな緑色が増え、ところどころに桜が見えます。

無彩色な冬の色に、少しずつ色を足し、濃くして、
春の色になっていくのですね。


そして、鮮やかな黒と白は、都会的かも・・・


■4月11日の誕生石

   オニキス (onyx of black & white)
     遠からぬ成功

 ・英 名onyx
 ・和 名縞瑪瑙(しまめのう)
 ・モース硬度
 ・産 地インドなど

黒色と白色が直線状の縞模様になっているオニキス。

オニキスという言葉は、
ギリシャ語で「爪」や「縞目」を表す onix に由来します。

爪の形状を見て名付けられたのか?
それとも、次のようなギリシャ神話がらみ?

キューピッドが、眠っているヴィーナスの爪を
矢で切って遊んでいたところ、一片がインダス川に落ちました。

その爪の片がオニキスになった、というお話。


古くから、オニキスの縞模様を利用して、
カメオなどに加工されていました。

ローマ時代には、広く「印章」として使用され、
印章そのものが芸術品かのようです。


黒と白のコントラストが美しい縞瑪瑙は、
自然が創り出した芸術品なのですね。


★パワーストーン効果★
古くから、悪霊を祓う石として使われてきました。
邪念から身を守り、妄想や憂鬱を取り除くパワーがあります。
身につけていると、他者の悪い感情から守ってくれます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■4月11日の誕生花 : ハナシノブ、他
■4月11日の誕生色 : 蒸栗色
■4月11日の誕生果 : アンデスメロン

散りゆきぬ

2009年04月08日 | 雑記
春から、新生活をスタートする方も多いと思います。

わが家にも、大きな変化が訪れました。

夫の父が、逝ったのです。

とても立派な最期でした。



今はまだ、かなり慌ただしい時間を過ごしているため、
ブログ記事の更新を、少しの間、お休みさせていただきます。

誕生石sシリーズは、
日付をさかのぼりますが、抜けのないよう続けますね。

エッグパール

2009年04月07日 | 誕生石
花が好きではない女性は、いないかもしれませんが、
宝石が苦手な女性は、結構いるみたいです。

私自身、宝石は苦手です。(^^;

なぜ?と、理由を訊かれると、
ハッキリと答えることができないのですが…。

花は植物で、石は鉱物の集まり。

身近な宝石と呼べない石は、「石ころ」などと呼んだりして、
特別なものになることは、ほとんどないでしょう。

一方で花は、道ばたに咲く小さな小さな草花であっても、
一目(いちもく)置くことがありませんか?


でも、石が過ごしてきたであろう時間を思ってみると、
今まで気付かなかったものが、見えてくるようにも思います。

石も、最初から石として固まっていたわけではなく、
少しずつ形成されて、人間の目にとまって。


それぞれの石と向き合ってみると、
石に織り込まれた時間までもが、見えてくるような・・・


■4月7日の誕生石

   エッグパール (egg pearl)
     誕生、多産

 ・英 名egg pearl
 ・和 名真珠
 ・モース硬度3.5
 ・産 地日本、中国、タヒチなど

エッグパール。
卵形をしている真珠。

とても古くから親しまれてきた宝石です。
宝石と呼びますが、鉱物ではなく、いわゆる非鉱物。

地球に育まれてきた鉱物と、
生物に育まれてきた非鉱物。

ほかの大多数の鉱物との大きな違いの一つは、
生まれてきたままの形で、宝石になれること。

たいていの鉱物は、人工的な加工が必要で、
どんな宝石になれるかは、カットの技術次第です。

海の中に生息する母貝の中で育つ真珠は、
いわゆる石以上に、お手入れが欠かせません。

人間の肌は弱酸性です。

極端なハナシ、身につけているだけで劣化が進みます。
少しずつ少しずつ、溶けているんです。


パーフェクトでありながら、デリケートで卵形した真珠。

真珠を身につけて、おしゃれをすると同時に、
真珠に対するいつくしみの気持ちまで、わいてきそうです。

真珠は、どこまでいっても生き物で、
守られるべき位置にあるのですね。


★パワーストーン効果★
生命の象徴であるエッグパールは、安産など、
女性特有のお守りになります。
母性や女性らしさを身につけたいとき、頼りになります。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■4月7日の誕生花 : ディモルフォセカ、他
■4月7日の誕生色 : 白百合
■4月7日の誕生果 : 紅小玉

ブルーダイヤモンド

2009年04月06日 | 誕生石
ベーカリーから漂ってくるパンの焼けるにおい。

店内へ足を踏み入れてみると・・・

定番のパンと季節のパン、それに新製品などが、
ズラリと並んでいる。

入口のすぐ近くに、メロンパンが数種類。

普通のメロンパンに、チョコチップが入ったメロンパン、
それからそれから、オレンジ色したメロンパン。

赤肉メロンのメロンパン?・・・ではなくて、
オレンジが入ったメロンパン!

オレンジ色した、オレンジ味のメロンパン。

ひと口食べると・・・
オレンジとメロン、
調和した2つの味が口の中いっぱいに広がっていく。

本体のパン生地にも、上のビスケット生地にも、
細かいオレンジピール(オレンジの皮)が
ほどよく練り込まれているんですね~。

ごちそうさまでした。

すっかりファンになっちゃいました♪


■4月6日の誕生石

   ブルーダイヤモンド (Blue Diamond)
     オールマイティー

 ・英 名Blue Diamond
 ・和 名金剛石(こんごうせき)
 ・モース硬度10
 ・産 地インド、南アフリカ、ブラジル、オーストラリア

ブルーダイヤモンド。
地球上で一番硬くて透明感のある青い色の鉱物。

ダイヤモンドという名前は、ギリシャ語で
「征服する」という意味の damazein に否定辞 a が付いて
「征服し難い」という意味の語句に由来します。

ダイヤモンドは、
高温で高圧な環境の、地下80キロメートルよりも
もっと深いところにできる鉱物。

一般的にダイヤモンドは、純粋で無色。
そこに別の物質が少し混ざることにより、
さまざまな色のバリエーションが生まれます。

色がある中でも、希少価値の高いブルー。
淡いブルーが主流で、濃いブルーは、かなり稀です。

ブルーダイヤモンドは、
地中深くから出でて、地球の色をした青い石。


★パワーストーン効果★
精神的にも、肉体的にも、パワーが高まります。
特に知性的な潜在能力を引き出し、
目標達成や成功に近づくことができます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■4月6日の誕生花 : キンレンカ、他
■4月6日の誕生色 : チョークブルー
■4月6日の誕生果 : ピスタチオ

カラーレス・サファイア

2009年04月05日 | 誕生石
きょう4月5日は 清明(せいめい)です。

二十四節気のひとつで、
桜等草木の花が咲き始め、万物に清朗の気が溢れてくる頃、
とされています。

冬枯れの山にも、
ぼかしたような若葉色が見えるようになりました。

各地で桜が開花していますね。
北の方から、春の便りが届きます。

きょうの東京地方は、とっても穏やか。
この週末は、あちらこちらでお花見も満開だったようで。

新年度になり、学校などは今週から本格始動でしょうか。
人間社会も、もう少し清明であって欲しいと願いたくなります。


■4月5日の誕生石

   カラーレス・サファイア (Colorless Sapphire)
     聖なる力、輝く知性

 ・英 名Colorless Sapphire
 ・和 名青玉(せいぎょく)
 ・モース硬度
 ・産 地スリランカ、南アフリカ、マダガスカル

カラーレス・サファイア(無色サファイア)。
不純物を含まず、色めの入らないサファイア。

サファイアという名前は、「青色」という意味の
ラテン語 sapphirus やギリシャ語 sappheiros に由来します。

そのくらい、サファイアといえば青い色が多いわけですが、
そのほかにも、緑、黄緑、黄、黄金、ピンクなどがあります。
そして、色めのないサファイアも。

どの色のサファイアも、
ガラスや金属のような光沢を放っています。

不純物が入らず、曇りもなく、色の入らない
無色サファイアは、清明な透明感。
そのため、かなりの希少価値があるんですね。

また、無色というのは、
すべての色の性質を兼ね備えた色。
無色は、とってもパワフル。

クリアでパワフルなカラーレス・サファイアは
とても眩しい存在です。


★パワーストーン効果★
精神が安定し、集中力が増し、頭脳労働を助けてくれます。
脳細胞の働きが活性化するので、目標を持って取り組むと、
良い結果が得られそうです。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■4月5日の誕生花 : ムラサキハナナ、他
■4月5日の誕生色 : 青藤色
■4月5日の誕生果 : タマリロ