損保調査員の価値とはなんぞや
何度も私は云っているがここで云う損保調査員とは、世間一般にはアジャスターと呼ばれる職種だが、そもそもこの呼称を嫌うがために損保調査員と記すが、アジャスターと同義語として読んで欲しい。
さて、損損保調査員だが、多くの外部者(主に修理工場側とか関係者)とか調査員本人すら、損害見積の専門家という認識でいる。それも私が感じるに、工場などは、損害調査員の見積とは、損保寄り . . . 本文を読む
ベンツリコールの雨漏れ対策の杜撰さ
2/9付けのリコール公示で、ベンツのML350、GLE350他の車体後部の雨漏れから、燃料ポンプ制御ユニットの不具合が生じエンジンが停止するなどのリコールが知らされた。
このリコール内容と対策を見て、正直クルマと付き合いだし40年を経る、いちおう自動車工学の精通者としての視点で見て、あまりにもイイカゲンな対策として呆れ返って眺めるしかない。これが、過去から . . . 本文を読む
藍沢・この名前に記憶ある特に自動車板金関係者は多いと思う
もう既に20年ほど以前だろうか、Netに藍沢一矢という名前(おそらく本名でなくHN)だろうの記述を見始めた。
曰わく、修理費が30%、50%儲かる。保険会社は出し惜しみ不当に価格を下げているという趣旨の記述が目立つ。
記述を見ていて思うのは、保険金が適正に払われておらず、契約者とか被害者が正当な賠償を受けられていないとしつつも、その . . . 本文を読む
CANインベーダーなど一部車両の盗難を思う
自動車盗難は、過去の盗難全盛期に比べれば、その盗難総数は減じたというものの、一部の中古車市場での高額車種、つまり市場での人気車種については正に狙い撃ちされるかの様な車両盗難事件が続いている。
近年の盗難で特徴としては、車両の使用者がキートランスミッターを所持し、該当車両に近づいただけで、ドアロックが解除可能になるといういわゆる微弱電波による暗号通信 . . . 本文を読む
一般社団法人というイメージ悪用と非弁行為
このことは過去に何度か記して(下記リンク)いるが、ある組織の前頭句として「一般社団法人」と付されていると、なんとなく信頼できそうなイメージを持つ方が多い様に思えるが、ここには大きな誤解があることを記して見たい。
そこで、尾崎法律事務所(大阪府)の事務所ブログ記事に非常に適切な文意が記されているので、以下に転載させて戴く。
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過去の反省を変えられない国の運命は滅亡しかない
たった11年前、数千万人が非難することになるかもと国民は感じ、もう原発はこりごりだと思ったハズだ。そして、国会事故調は、起こるべくして起きた人災だと結論付けた。にも関わらず、刑事裁判では無罪を続け、賠償金などで到底存続し得ない東京電力という企業をそのまま残している。そして、今回の突如の原発再興論だ。こんな反省のできない、変えられない国は、将来には滅 . . . 本文を読む
自動車修理費・私の真実追究への思い
既にブログで見ていてくれているのかもしれませんが、以下のブログ記事で記していることを、私は工場にも調査員(アジャスター)にも異常なことと知って意識してもらいたいのです。つまり、自研は権限ないからできないで逃げる一手ですが、ある意味で卑怯な奴らですが、損保も社是社則で掲げるものと違い過ぎる、云うなれば優越的な地位の濫用を繰り返していると思っているのです。
自動 . . . 本文を読む
整備難民? Youtube記事から思う
この記事コンテンツ内容から思うところは幾つかある。
まず、コンテンツ動画のナレーション冒頭から、論理矛盾のいいかげんなこと宣うことを非難したい。ナレーション曰わく「近年、技術の進歩やエコ志向でクルマの高齢化が進んでいます」と云うが違うだろう。車両の高齢化が進んでいるのは、日本の一般消費者が窮乏化しており新車などへの代替ができなくて車齢が高齢化していると . . . 本文を読む
BSR誌のEDR記事から思う
これは、昨日知り合いの自動車板金工場より「読み終わり廃棄しようとしたBSR誌なのだが見る?」と聞かれ、「捨てるならもらうわ」ともらい受けたBSR(ボデーショップレポート)の最初に目に付いた2022年9月号に「EDRとその活用」なる記事を「石芳賢和」という署名入り記事で総ページ数16ページをザラッと見て記すものだ。 ※EDR=イベントデータレコーダー
まず、このB . . . 本文を読む
コロナ死者さらに急進(高齢者)
共同通信の記事だから、あてにはできないが、12月の1月でコロナ死者は1万上乗せになっているという記事だ。これは年末に記した、12月までの死者5万より急進している点は気掛かりだが、無能政府や厚労省は何らアナウンスなし。先の戦争でも、大本営は、さんざん戦果を過大に報じつつ、それがだんだんウソだと周知なされてくると、無言で過ごしたと云う記録と一致する姿ではないだろうか。 . . . 本文を読む
この国の異常性・ふるさと納税
TVは見ないがYoutubeなどのCMで元大相撲の頭の足りない親方の「ふるさと納税」のCMを度々見させられ、堀江某如きの権力に潰されたくせに権力になびくという一貫性の欠落したカスが「ふるさと納税使わない奴はバカ」とかの表題で、内容は見やしないが勝手なこと云ってる姿は異様だ。
そもそも、この納税制度は2008年に始まったらしいが、2013年まではほとんど普及しなか . . . 本文を読む
コロナ死者が前年より急増している
これは、下記の12/2記事でも、懸念ある報として取り上げていたのだが、今日の毎日報で前年対比で16倍に死者が急増しているという。ただし、死亡者の年齢分布は70代以上がほとんどなのだが、今や防衛費倍増とか原子力再建とか、ほとんど無政府状態なのだが、何処に要因があるのか、医療体制で改善できるのか、官邸には期待できないのだが、多少はいるであろうマジメな官僚とか、学者に . . . 本文を読む
自動車整備業および損保調査員に知ってもらいたい(自研センターとの一問一答)
この自研センターとの一問一答たる質問は、電話での一問一答形式とした。なお、質問は口頭ということもあり、あまり相手側の敵意を生まないことに留意しつつ、かなりだじょう文章となった口述もあり、適宜文意を伝え得る文章に編集し直した。
なお、ここで、質問した内容とか、相手がどう答えるかは、従前より繰り返して来た自研センターおよ . . . 本文を読む
指数の話し・基表値の構成・作成法 その2
その2 指数の実際
前回に続いてシリーズ2完結編として記していく。
3.基表の実態
まず、基表値を使用した指数を策定していることは従前から公言されていたのだが、その基表値が公開されることもなく、実際問題としてどうやって指数値を積算しているか、それは雲を掴む様な状況であったのだ。そこで、自研センターとしては、損保とか修理工場からの各種問い合わせに答える . . . 本文を読む
指数の話し・基表値の構成・作成法 その1
ここでは、自研センターが企業秘密とか抗弁し、基表を非公表としているが、かつて損保調査人として、知り得た基表値の一端からある程度核心を持てる内容として基表から指数の作り方をレクチャーして見たい。これは、そもそも基表という聞き慣れない言葉の意味を理解していない修理工場や損保調査員に、改めて基表とはなんぞやと云うことを知ってもらうために起草した内容だ。
それ . . . 本文を読む