ビッグモーターのブラックさ・流れ続けるCMの不思議
ツイッターを見ているとビッグモーター関連のブラックさが種々散見される。ここでは、同社従業員規則のあるページの内容と経営計画書内のある一節文章とされるものを該当書面写真と共に2点ピックアップしてみたい。
➀経営計画書
経営方針の執行責任を持つ幹部には、目標達成に必用な部下の生殺与奪権を与える。
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生殺与奪とは生かすも殺すも、与えるも . . . 本文を読む
夢みる話し【第三者機関による工数策定の模索】
事故車復元に関わる工数もしくは標準作業時間については、日本の場合「指数」の普及が確たる数値はともかく、国産車においてはほぼ8、90%は普及しているのが現状ではないかという思いを持つ。その中で、予て「指数」と実作業時間には乖離があるのではないかという意見を聞くこともある。何故そこまで「指数」の普及が寡占化したのかと云えば、事故車修理費に関わる損保の関与 . . . 本文を読む
指数(工数)は何故実時間に近づくことが求められるのかの思考
元損保調査員(アジャスター職)である私だが、現職当時から指数もしくは工数という設定がある場合、それは限りなく実作業時間に近似したものである必用があると思い極めてきた。その思いは、アジャスター現職を離れた現在の事故研究家としての現職として、さまざまな工数策定の学術書など、それなりの学者の記した本だとか、幾らかの海外工数を知りつつ、ますます . . . 本文を読む
損保の損害額認定と契約者の不審という笑えない話し
これは、最近ある修理工場から聞いた話しだが、決してあってはならない深刻な問題を含む内容を含んでいるので、書き留めておきたい。
ことは、ある修理板金工場で修理完成後の後日、その車両の所有者(保険契約者と考えて良いだろう)から、支払い修理費の見積で取替となっているタイヤが、交換されていないがどういう訳だと、その該当工場は扱い損保から苦情を呈された . . . 本文を読む
損保と代理店、指定工場の関係
昨今の車体整備業界情報によると、ここでは損保AおよびB損保が、該当損保の指定工場に対しAは130円を、Bは230円を提示してきているという
この様な諸物価高騰の価格改定の現在なだけに、指定工場ではなく、各自動車ディーラーに対しても、これを超える額での提示などやりとりがなされているはずだろう。ただし、従前の状況(下記記事)から考えるに、既にトヨタおよびダイハツディ . . . 本文を読む
80ハリヤーフロントバンパーカバー取替体験記
つい先日の話し、80ハリヤー(現行型R4年式)のフロントバンパーカバーとロワーカバーの取替作業を手伝いつつ取替る作業を体験した。ここから感じる幾つかのことを書き述べてみたい。
まず、フロントバンパーの構成部品は、細かい部品まで数えれば結構多数だが、今回取り替えるのはバンパカバー(塗装済み)とロワカバー(素地色)の2点で、大物部品となるラジエーター . . . 本文を読む
労働組合とか業社自治団体の組織率低下を思う(失われた30年は何故生じたか)
そもそも、私はサラリーマン時代に損保調査員として組合運動に熱心だった訳ではないが、会社を辞める直前、さまざまな当時の経営者への横暴などを感じつつ、組合委員長になって、今までのねじ曲がった事業運営を糾弾しようと決意しつつ、その意志を固めていたことがあったのだった。私が会社を去らねばならなかったのは、その私の決意を知った会社 . . . 本文を読む
現代日本の人権意識
現代日本の人権意識を世界の先進国と云われる国と比較して考える時、2つの問題を意識せざるを得ない。それは、労働者の権利、つまり労働組合の経営者と対等に闘う権利と、LGBTや男女性差別などに関わる差別ではないかと意識する。
1.労働組合運動の抑圧
ここで抑圧と記したが、ここ数年関西地区で関西生コンという産業別労働組合に対し、正に弾圧というべき動きがある。つい先日3/2付けで大 . . . 本文を読む
年々低下するセダンの視界感・希に見るクルマ正常な論評
過去のブログ記事でも、カー雑誌とかいわゆるモータージャナリストの記した文章には、何時も異論を感じつつ否定して来た。ところが、この記事の意見は、正に私が過去から指摘して来た、セダンと云うか初心者が乗るべきクルマの視界感の悪化を指摘しているもので、極めてまっとうなものと感じる。
カー雑誌などジャーナリズムには、章男現在会長が、テストドライバー . . . 本文を読む
1995年ありえない光景
齡60有余年を生きて来たが、このリアルな世にはありえない光景が幾つも世界中で繰り返されている。それは、この日本でもだ。1995年1月17日神戸震災、そして2011年3月11日東北震災での福島原発4基超大事故の2つが思い浮かぶ。
さて、311の件は、ひとまずおくが、既に30年近く前となる1995年1月17日に神戸震災だが、写真の高速道路高架橋の倒壊だが、ありえないとさ . . . 本文を読む
特定整備認証・外注との責任関係の国交省回答
これは2/13付け本記事に記載(下記リンク記事)への国交省担当者から得た回答を伝えるものだ。
特定整備に関わる外注元と外注先の責任関係
2023-02-13 | 問題提起
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/337dec08cd401856883917df1b9dac1c
同文書で、国交省作成の添付文書(P21 . . . 本文を読む
現状ASVの限界 追記(特定整備というものの無価値さ)
前掲ブログ記事で、現状のASVとは未だ発展途上であり、云って見ればこういうあやふやな機構に、さも重大なことの様に特定整備認証などと名付けて、権威付けし法整備まで変えて行政を行う価値が何処まであるのかと思うといささかこの国はねじ曲がってやせんかととも思うところだ。
つまり、例え、メーカー指示通り、ミリ波レーダーとかガラス上部のカメラの角度 . . . 本文を読む
現状ASVの限界
近日、トヨタリコールで、衝突被害軽減ブレーキが作動しない恐れがあり、20万台近くの対象車でシステムプログラムの改修を行うとか、米国テスラで自動運転(セルフステアリング)のプログラム不良で30万台以上のやはりシステムプログラム修正を実施とかいう事例が公表されている。
一方、添付画像は、韓国ヒョンデ社のASV性能を試す画像の一コマで、停止車の影から道路を横断する歩行者を検出し、 . . . 本文を読む
およそ世間一般に知られていない関生事件
2年程前から、関西地区を中心に行われている司法を中心とした労働組合弾圧事件たる、いわゆる関生事件のことを知りつつ、これが現下日本の行き詰まりの一つの大きな要素としての動きだと意識して来た。そこで、特に関西地区の知り合いと話しをする都度、「関生事件知ってるか?」と質すが、ほとんど知られていないことに唖然とする。
ここで云う関生とは関西生コンのことで、正式 . . . 本文を読む
特定整備に関わる外注元と外注先の責任関係
特定整備に関わり知り合いのマジメな修理工場より、外注した場合に、外注元(元請け)と外注先の責任関係に関わり国交省の説明資料ではどうにも納得できかねるし、元請けの立場となった場合不安を持つと問題提起を受けていた件がある。つまり、外注元(元請け)および外注先とも特定整備認証がある前提で外注が認められるのだが、この外注を行った場合でも責任は外注元(元請け)にあ . . . 本文を読む