分析機器の点検を大手メーカーに依頼したら、福島の営業所から南相馬市へ来るのに2時間以上かかると言う?
普通に南相馬市から福島へ行くのに、飯舘村~川俣町を通り福島へ行くが制限速度を守って走っても1時間30分程度の所要時間だと思うがなんでだろうと思っていた。
今日、メーカーが来社したので確認してみた。
メーカーでは本社から飯舘村を通らないことと指示されているそうだ。「計画的避難区域」や「警戒区域」に立ち入るには本社の許可が必要なんだそうです。原発事故から1年3ヶ月経過し放射能にも理解できてきていると思っていたが、大手の企業ではいまだにリスク回避のために対策をとっているようです。メーカーによっては関東方面から来社するのに仙台経由で南相馬に来る会社もありました。地元にいる我々からするとちっと異常反応過ぎると思うのですがね。でも福島で生活している営業所の社員は本社に黙って飯舘を通るそうです。
1年3ヶ月過ぎたいまでも事故当時と変わらない考えをしている会社があると言うことに違和感を感じますね。
低線量被曝なんて人体への影響はないから大丈夫ですよ。と言われているが本当だろうか?
本当だったらそう言ってた人たちはなぜ防護服着てマスクして俺たちのところへ来ていたのだろうか?その人たちがテレビで「ただちに影響はありませんから安心してください」と言っても信用はできるんでしょうかね。
ただちには影響は出ないかもしれないが将来どうなるかわからないリスクがあるとしたら回避しなければならない。大手の会社はそう考えているのかもしれませんね。