今日の今朝方悪夢を見た。
昨日仕事をしながら津波の話をしたからかもしれない。
3.11あの日津波が来る前に家に帰るかどうするか議論をした。結局、落ち着いて着替えて帰ろうと言うことになり、俺たちは倒れてしまったロッカー室の整理を始めた。その5分後に津波が襲ってきた。鉄筋コンクリートの建屋の中に全員いたので助かった。もしあの時着替えないでそのまま帰ることになったら多くの人の命が失われただろう。俺も今ここにいないかもしれない。それは幸運だったのかということがいまだに話に出る。多くの人の命が失われたが、その判断が生死を分けたと言うことは多いだろう。いまだに考えさせられる。
そういう会話があったせいか今朝方また夢を見てしまった。夢の内容はおぼろげにしかわからないが、あの日にまた戻っている。
倒れたロッカーをみんなで協力しながら元に戻しているときに津波が襲ってきた。津波は入口からどんどん入ってきた。室内の水かさが増え自分の背丈以上になってしまった。でも入口近くの階段を登らなければ2階に避難することはできない。もがきながら入口を目指すが入口から入り込んでくる海水で流されてしまう。海水はすぐに天井まで達してしまった。呼吸ができない。息を吸うことができない。苦しくて苦しくてどうしようもなくなった時にいっきに目が覚めた。どうやら夢を見ながら息をしていなかったらしい。汗びっしょりになっていた。
でも本当にあの時に無理して帰っていたらたぶん車ごと大津波に呑まれ海に流されていたでしょう。そういうことを考えていると車ごと津波に呑まれた夢を見てしまう。
そういうことを考えなければいいのかな?
毎日会社に行くときにその光景を思い出させられるので考えないのは無理かもしれない。
もう少し楽しい事ばかり考えればいいのかもしれない。
あの日を忘れさせてくれる何か楽しいことはないですかね。