コンビニで買うはずの雑誌を探していてなかったので思わずアウトドアマガジンの「BE-PAL」を買ってしまった。
よく見ると創刊31周年を迎えたようだ。
おまけにCHUMSとコラボしたカラビナ型ワインオープナーが付いていた。今度は山の中でワインが飲めそうだ。
思えば10代からアウトドアに目覚め、あの懐かしい黄色い三角テントを持ってあちこちキャンプをしまくっていたっけ。料理らしい料理もしないで食料はいつもインスタントラーメンと自宅の野菜でつくる野菜炒め、それとビール(ビールは高いから少な目)とウィスキー(サントリーレットのジャンボボトル)。それでもみんなでワイワイ過ごす時間は楽しかったですね。
20代になりテントもちょっと立派な家型テントを購入した。その時に巡り合ったのがアウトドアマガジン「BE-PAL」だった。たぶん創刊したときだったと思う。それからキャンプも充実してきましたね。装備や料理のメニューもこの本から情報を得てきました。毎号欠かさず買っていたと思う。
20代~30代は家族を中心としたキャンプだった。子供たちを連れて海へ山へ時間があると日帰りで出かけて行き一日楽しんでいましたね。自然の中でのゆったりした時間と食事は最高ですよね。
30代後半からは山に目覚めてひたすら山に登るようになった。当初はパーティーを組んで登っていたがなぜか煩わしさを感じるようになった。自分が心臓に欠陥があるせいかみんなのペースに合わせられなくなったのがあるかもしれない。40代から現在までは登山はいつも単独になった。山もがつがつ登るんではなくのんびり景色を眺めながら登るようになった。やっと山の楽しさを感じるようになったと思う。山の中でのんびりコーヒーを飲みながら読書をしていると「いいですね~!!」とよく言われる。「せっかく登ったんだからのんびりしましょうよ」と言い返しますね。
子供も大きくなってからはキャンプも単独になった。時間があると海や山で一日のんびり読書をして過ごすことがある。いろいろなものからたまに逃避してのんびり過ごすのはリフレッシュできるような気がする。何も考えないで読書して眠くなれば昼寝して、人工物の無い自然のなかにいるとなんか救われるような気がします。
でも、津波に奪われてしまった海と放射能が降り注いでしまった山のこの地ではもうかなわぬことです。身近で大自然と触れ合うる場所を全て奪われてしまいました。
この地の人たちはのんびり過ごすと言うことを忘れてしまったかもしれませんね。だからストレスを溜めすぎて、気持ちにゆとりがなく、いろいろな問題が起こってくるんでしょう。冷静に考える事も出来なくなっているかもしれない。
もう少し地元から離れてのんびり過ごして遠くから南相馬を見てみるのもいいかもしれませんよ。
「BE-PAL」を見ていて自然を感じるところでのんびりしたいな~と思わされました。
山の麓まで行って山に登る決心がつかなかったけど、今度こそ山に登り大自然を感じながら一日のんびり過ごしてきたいと思います。