遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

葡萄を頂く

2015-10-08 15:40:23 | 日記
平成27年10月8日(木)

葡萄はどれがお好きですか、、font>


食欲の秋、、、、!
本当に何もかもが美味しくて、、、、
ツイツイ食べ過ぎてしまいます、
ベルトのサイズが、、又又UPしそうです。
然しながら、これも健康であるがため、、、感謝です。


実りの秋、 中でも果物が色々美味しい季節、
そんな中、今一番美味しいのは葡萄では、、、、。
一口に葡萄と言っても色んな種類(色、形、大きさ等)
が店頭に出廻って居り、眼移りし迷ってしまう様です。


毎年、豊田市に住む友人から(彼はシーズンになると
ブドウ狩りに出掛け、都度、私どもにも忘れ無く産地
直送してくれます)
お陰で、何時も美味しく頂いて居ります。



葡萄の原産地
その起源は、アジアの西部からヨーロッパの南部と言われ
その後中国に渡り、日本でも古くから山ぶどうを発酵させ
薬用として飲まれていた様です、、、。
江戸時代には南蛮船(ポルトガル)より葡萄酒として伝来
された。

江戸中期、寛永13年(1636年)の「毛吹草」(俳諧書より)

雫かと鳥もあやぶむぶだうかな    千代尼

と、葡萄を詠まれている


葡萄の種類
日本で生産される中、主な物でも5,60種類は有る
そうです。
そうは言っても、普段私(ヤギ爺)の口に入るのは
せいぜい5,6種類位でしょうか、、、。

巨峰(黒、大粒、日本で一番人気が有る。全体の35%を占める


ピオーネ(黒、大粒、丸、巨峰よりやや大、多汁、糖度高い)


ウインク(赤紫、大、楕円、皮薄く皮ごと食べられる、色艶)


デラウエア(赤紫、小粒、手頃値段で日本人に馴染みが在る)


竜宝(赤紫、大粒、デラウエアを大きくした様)


マスカット(緑、高級、果物の女王、上品な甘さ、香り)


ゴールドフィンガー(緑、皮剥きにくい、皮ごと食べる)


最近の葡萄は、殆どが種なしで、私の様に面倒くさがりや
には有難く、どんどんいけます、、、。

どれもそれぞれに美味しく、美食家(評論家)では無いので
詳しくは判りませんが、人それぞれで自分の口に合った物が
一番上手いと思います。
中でもと言うなら、、、私の一番は、ピオーネです、、、。

現代の俳人の名句

ここに立つ受難キリスト葡萄摘    山口 青邨


 昭和12年より2年間、ドイツに留学の際、ライン川支流
 のモーゼル川河畔の葡萄栽培の辺りにキリストの十字架
 像が在った、、、。

亀甲の粒ぎつしりと黒葡萄     川端 茅舎


葡萄食ふ一語一語の如くにて    中村 草田男