令和4年1月30日(日)
寒 肥 : 寒こやし
果樹や桑、茶その他の樹木へ寒中に肥料を施すことをいう。
樹木の周囲に何カ所かの穴を掘り、其処へ堆肥や化学肥料を埋め
込むと春の芽出しに効果があるといわれる。
樹木だけでなく田畑や花壇等にもよく施されるが、いずれの場合
も寒中を逃してはあまり効果がないといわれている。
寒肥は12月から翌年の2月頃の寒い時期に植物に与える肥料を
そう呼ばれる。
寒中は植物の生長は殆どないが、この時期の肥料は土の中で植物
が吸収され易い形に換り、春の成長期に効果が出るといわれる。
ご近所に庭弄りのお好きな方が見える。
この寒い時期は何もする事はないのではと、素人の私は思うのだ
が、「結構やる事は多いのですよ、」と言われた。
晩秋には、薔薇などの枯枝を除き、樹木には菰を被せ冬支度、、
この時期には菰を外し、樹木の周りには穴を掘り、寒肥を施し、
薔薇などは、掘り起こしてそこに寒肥をし、植え換える。
寒い時期にこれをして置くと、春先に新しい芽が吹いて、、、
これが楽しみの一つです、、と、仰った、、、。
今日の1句
皴の手に地を愛おしに寒肥す ヤギ爺