令和元年10月5日(土)
女郎花 : オミナエシ
秋の七草の一つ、オミナエシ科の多年草
茎は直立して、高さ1m程になる。
葉は羽状に深く裂けて体生する。
上部で枝分かれし、枝の先に黄色の小さな
花を傘状につける。
花が粟飯に似ている事から「粟花」と呼ばれる。
草丈が高く、微かな風にもさ揺らぐ風情は、
野趣に富む。
漢字で「女郎花」(おみなえし)と書くが、
歴史的に「をみな」(女)は、若く美しい女性
を言う。楚々とした美人のイメージである。
身分の在る女性、若い女性を意味する。
江戸時代、「女郎」は遊女を言い、女郎上り、
女郎買い等と使われるが、この「おみなえし」
は、若く美しい女性のイメージで在ろう。
薬用として解熱、消炎の効果がある。
女郎花は、切り花に用いられたり、絵に描かれ
たりと、秋の草花の代表(七草)の様だ。
男郎花 : オトコエシ
オミナエシ科の多年草で、女郎花に姿がよく似
るが、草丈はやや大きく、茎も女郎花より太い。
白い小さな花を傘状に付ける。
白い花は地味で、茎や葉が女郎花より大きく
男性的である事から、オミナエシに対比して、
オトコエシと名付けられた様である。
全草干ししたものを生薬とし、解毒剤となる。
今日の1句
修行僧行脚の道の女郎花 ヤギ爺
女郎花 : オミナエシ
秋の七草の一つ、オミナエシ科の多年草
茎は直立して、高さ1m程になる。
葉は羽状に深く裂けて体生する。
上部で枝分かれし、枝の先に黄色の小さな
花を傘状につける。
花が粟飯に似ている事から「粟花」と呼ばれる。
草丈が高く、微かな風にもさ揺らぐ風情は、
野趣に富む。
漢字で「女郎花」(おみなえし)と書くが、
歴史的に「をみな」(女)は、若く美しい女性
を言う。楚々とした美人のイメージである。
身分の在る女性、若い女性を意味する。
江戸時代、「女郎」は遊女を言い、女郎上り、
女郎買い等と使われるが、この「おみなえし」
は、若く美しい女性のイメージで在ろう。
薬用として解熱、消炎の効果がある。
女郎花は、切り花に用いられたり、絵に描かれ
たりと、秋の草花の代表(七草)の様だ。
男郎花 : オトコエシ
オミナエシ科の多年草で、女郎花に姿がよく似
るが、草丈はやや大きく、茎も女郎花より太い。
白い小さな花を傘状に付ける。
白い花は地味で、茎や葉が女郎花より大きく
男性的である事から、オミナエシに対比して、
オトコエシと名付けられた様である。
全草干ししたものを生薬とし、解毒剤となる。
今日の1句
修行僧行脚の道の女郎花 ヤギ爺
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