令和2年2月13日(木)
イナゴの大量発生
中日新聞のコラム欄「中日春秋」に、
イナゴの大量発生に纏わる「地球変動の影響」
を憂う記事が載っていたので紹介します。
中日春秋
旧約聖書の「出エジプト記」で、神は十の災い
を地上にもたらしている。その一つはイナゴで
ある。[地は暗くなった、、、全土のどこにも
緑のものは何一つ残らなかった]と、大量発生が
描かれている。
描写を思わせるような映像や写真がアフリカ東
部から届いている。砂嵐のように飛び回る群れ
が草原を覆い、植物に群がっている。
新型肺炎の流行がアジアを中心に深刻化する中
幾つかの国で大量発生した「バッタの害」が拡
大中という。非常事態を宣言したソマリア等で、
この二十五年で最悪の被害。 ケニアで七十年
ぶりの大きな被害という。中東などにも拡大し
ているようだ。 約2400平方キロメートル
にもなり、ルクセンブルグ一国に匹敵する広さ
を占める群れもあるそうだ。
群れは日に数十万トンも餌を求めて、高速で移動
するという。被害は飼料用作物に多く出ていて
今後一層の被害拡大が恐れられている。
降水量の増加等で大量発生に向いた環境が出来
ているのが理由ともみられる。
気候変動との関係は定かでないが、インド洋で
起きている水温の変化との関連を指摘する声も
あがっている。
オーストラリアの大規模な山火事にも関係して
いるという現象である。地球の変調を思わせる
出来事が色々な場所で、地を暗く覆っている
ようだ。力を合わせて乗り越えなければならな
い災いの多さを思わせる年である。
(中日新聞のコラム「中日春秋」より引用)
世界の科学者の99%以上が「気候変動の原因
は人間である。」との認識で一致している。
(アメリカのメデイアの記事)
この科学者達の度重なる警告にも拘わらず、
相変わらず「馬耳東風」のトランプ大統領を
始めとする世界中の政治家達は金儲けに走り、
不利な事は他人の所為の自分のご都合主義、
この方達は最早「イナゴの大群」と同様の
気候変動に最も手を貸す「原因」なのでは
なかろうか、、、、、、、、。
今日の1句
人の手の地球蝕み春憂い ヤギ爺
はじめまして。
俳句を始めて1年の
初心者🔰です。
よろしくお願い致します。