令和4年3月10日(木)
枝垂れ梅
梅はバラ科サクラ属の落葉高木で中国原産。樹高5~10m
奈良時代より以前、朝鮮半島を経由して渡来した。
枝垂れ梅は、梅の中でも花を観賞するために品種改良し、栽培
された「花ウメ」である。
その美しさから庭木、盆栽としても人気が高い。
肌寒い2月頃からピンク色をした八重の花を咲かせる。
基本的には日当たりが良く、風通しの良い場所で太陽光が十分
あたる場所がよいとされるが、大暑性、耐寒性、耐陰性が強く、
どんな場所、環境でも栽培することが出来るともいわれる。
挿し木に依って増やす事が出来、6~7月頃の挿し木が良いと
されている。
アブラムシや貝殻虫等の害虫が、新芽の出る頃に発生し易いと
いわれるので注意が必要だ。
名古屋市天白区に在る「平針農業センター」(農業試験場)の
枝垂れ梅が見頃を迎えた。
「枝垂れ梅まつり」が2月23日~3月21日まで開催されて
いるが、2月は肌寒く2,3部咲きで、、、、
ここ2,3日の陽気に誘われやっと見頃を迎えたようである。
地下鉄鶴舞線の「平針」下車、市バスに乗り「農業センター北」
で下車、徒歩10分程、、、
農業試験場へ向かう道の両側(舗道)に枝垂れ梅の並木が出迎
えてくれる。
農業センターには、園内500㎡の敷地に12品種700本の
梅が植えられている。
今で5分から7分咲きで、週末頃から見頃となる様だ。
今日の1句
風和ぎて枝垂れ梅より見ゆる天 ヤギ爺
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